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ニュースダイジェストの制作業務
Sun, 27 September 2020

慰安婦についての橋下大阪市長の発言

Jarring indifference to regional sensitivities
近隣諸国の事情に驚くほど無頓着

「タイムズ」紙 5月15日付

カリスマ的な人気を博す橋下市長の発言は、日本と近隣諸国の関係に壊滅的な打撃を与えた。大言壮語する傾向のあるこの若き市長は、同諸国の事情に驚くほど無頓着なままで、「慰安婦」は軍の規律を維持し、兵士たちに戦場での休息を与える上で必要だったと発言したのである。政府の関係者によると、橋下市長は、とにかく本音をぶちまけることこそが有権者とつながる唯一の方法であると信じる政治家の一人だ。この関係者は、同市長が「外交的な影響を全く考慮せず、中央政府によるアジア地域の関係構築を阻害している」と述べている。

Sorry but that’s simply not good enough
釈明でさえも十分でない

「デーリー・テレグラフ」紙 5月30日付

橋下市長は「慰安婦は必要だった」と述べた件について、当時の軍の幹部が必要だと思っていたことを伝えようとしただけであると釈明している。申し訳ないが、こんな説明では全く不十分だ。米国の政治家が「我々の先祖は奴隷が必要だと思っていた」と発言した際に、そうした行為が道徳的な観点からなぜ間違っていたのかについて言及し、また自身の世代は同じ過ちを繰り返さないと誓わなければ、全く話にならないはずだ。そんな事態が実際に起きれば、その発言者はさらし者となるであろうし、また非難にさらされるべきである。

 

他にもこんな報道が……

相撲取りとサッカー選手では大違い
「デーリー・テレグラフ」紙 5月14日

日本の相撲文化を紹介。「相撲部屋での生活は、甘やかされたイングランド・プレミア・リーグのサッカー選手のそれとは大違い」と述べる。

「鳥だ、飛行機だ、日本だ!」
「エコノミスト」誌 5月18日

表紙に「鳥だ、飛行機だ、日本だ!」との見出しとともにスーパーマンの恰好をした安倍首相の姿を掲載し、同首相が掲げる公約のうち半分でも実現できれば「確実に偉大な首相の一人となるだろう」と主張する巻頭記事を掲載。

「フットルース」の世界が大阪に
「ガーディアン」紙 5月18日

大阪における風営法ダンス規制を取り上げ、ダンスが禁止された街の様子を描く映画「フットルース」の世界が大阪で現実となっていると解説。

村上龍が見た脱北者たち
「ガーディアン」紙 5月25日

著書「半島を出よ」を執筆するに当たって、脱北者への取材を敢行した日本人作家の村上龍氏がその取材の模様を記した手記を掲載。

英国にも広がりつつある「かわいい」文化
「インディペンデント」紙 5月26日

英国を含む世界中に徐々に浸透しつつある「かわいい」文化について紹介。
 

ロンドンで開催中の荒木経惟写真展

There is an underlying sensitivity
厚かましさの裏にある繊細さ

「ウォールペーパー」誌 5月2日付

保守的なことでは悪名高い日本において、荒木経惟氏は「女性嫌い」「性倒錯者」「ポルノ製作者」「怪物」などと形容されてきた。そんな彼が撮影したものの中で最も刺激的な「緊縛」の作品群が、ロンドンのマイケル・ホッペン・ギャラリーでの個展の中心を成している。性的な隷属行為から名を取ったこの写真集は、1950年代の日本でカルト的な人気を博した。あまり知られていないが、緊縛は歌舞伎や指圧さらには生け花といった芸術形態からの影響を受けたものだ。そして、彼の厚かましさの裏には繊細さと技術へのこだわりがある。

Photography art or porn?
写真芸術かそれともポルノか

「ガーディアン」紙 5月8日付

荒木氏は「公的と私的」または「上品さとみすぼらしさ」といった日本文化の断層線で活動する。西洋では刺激的であることで評判を呼ぶ彼の作品は、日本においてはその正直さで評価されている。テート美術館の関係者は、表面上は非常に礼儀正しくかしこまった社会でありながら、裏には性が隠れている日本という国の二重基準を同氏が扱っていると述べる。彼が撮る写真は芸術なのかそれともポルノか。荒木氏にとって両者の違いはほとんどない。結局のところ、彼のテーマとは、感動的でありながらも不穏でもある日常なのだから。

 

他にもこんな報道が……

完熟トマトの髪型が流行
「デーリー・メール」紙 5月1日

「日本でおかしな流行が起きている」という内容の見出し付きで、大阪にある美容院がデザインしたという完熟トマトの色や形を模した髪型を写真付きで紹介。

韓国への日本人観光客減る
「フィナンシャル・タイムズ」紙 5月7日

領土問題などによる政治的緊張の高まりと円安などを受けて、ゴールデン・ウィーク期間中に韓国を訪れた日本人観光客の数が昨年比で15%減少したと報じる。

億万長者は東京が最多
「ガーディアン」紙 5月8日付

一般的に億万長者と呼ばれる純資産100万ドル(約1億円)以上の人々がどの都市に住んでいるのかをまとめた調査の結果を発表。46万1000人と最多は東京で、ロンドンが3位と報じている。

物価も胸のサイズも底上げ
「ガーディアン」紙 5月8日付

物価上昇率2%を目指す安倍首相の一連の経済対策「アベノミクス」とかけて、バスト・サイズの2%の底上げを可能にする女性用下着「ブラノミクス」が日本で発表されたと報道。

沖縄の領有権で中国が挑発
「タイムズ」紙 5月8日付

中国の政府系シンクタンク研究員が執筆した、沖縄の領有権について改めて議論をすべきとする驚くべき主張が中国共産党の機関紙に掲載されたと報道。
 
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