ニュースダイジェストの制作業務
Tue, 23 April 2024

「コーンロウ」髪型は校則違反 - 卒業式で生徒を隔離

Japan school stirs debate over hairstyle rules after boy with cornrows separated from class

「ガーディアン」紙(電子版) 3月30日

「ガーディアン」紙(電子版)は3月30日、兵庫県の県立高校で卒業式に編み込みのヘア・スタイルで出席しようとした男子生徒を隔離する事件について取り上げ、生徒の髪型に関する厳しい規則が改めて日本で論争を引き起こしていると伝えた。

記事によると、兵庫県の県立高校でアフリカ系米国人の父と日本人の母を持つ男子生徒が、クセ毛の髪を卒業式のためにきちんと見せようと、コーンロウというスタイルに編んだのが発端だが、その髪型は父親のルーツと黒人コミュニティーの伝統に敬意を表する意味があったと説明。同紙は、しかし学校側は、この髪型を「校則違反」だと問題視し、男子生徒をほかの卒業生とは同席させず、別室で待機するよう指導したと報じた。また、同校の副校長は、この男子生徒が髪を切らなかったために隔離したと読売新聞に語ったと報道。しかし同校では、ヘア・スタイルが「トレンドを追わず、清潔で高校生にふさわしいものであるべき」と規定しているものの、編み込みについての言及はないと同記事は伝えた。

同紙は一方で、文部科学省は2021年に地方教育当局に対して定期的に規則を見直し、時代の変化に対応する「常識的な」アプローチを採用するように指示していると伝えた。

Tokyo citizens hand in record ¥3.99bn of lost cash
正直な都民たちが約40億円を届け出

「ガーディアン」紙(電子版) 3月16日

「ガーディアン」紙(電子版)は3月16日、2022年に東京都内の警察署に落とし物として届けられた現金が、39億9000万円という記録的な金額だったことが分かったと報道。警察庁によると金額は前年から6億円増加し過去最高額となったと伝えた。

Married Japanese man ‘used poison to kill student he spent night with’
既婚男性が女子大生をタリウムで毒殺

「タイムズ」(電子版) 3月28日

「タイムズ」紙(電子版)は3月28日、京都市の女子大学生が劇薬のタリウム摂取により殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された不動産賃貸業、宮本一希被告に新たな事実が判明したと報道。被告の叔母もタリウム摂取とみられる症状があると伝えた。

Ryuichi Sakamoto: Japanese electronic music maestro dies
坂本龍一: 日本の電子音楽の巨匠が死去

BBC(電子版) 4月2日

BBC(電子版)は4月2日、エレクトロニック・ミュージックの実験的な試みで称賛された著名な作曲家兼プロデューサーの坂本龍一氏が71歳で死去したと報道。同氏はグラミーなど数々の賞を受賞し、一方で環境活動家としても知られていたと述べた。

Japan’s bear meat vending machine proves a surprising success
秋田県が自販機で熊の肉を販売

「ガーディアン」紙(電子版) 4月3日

「ガーディアン」紙(電子版)は4月3日、現地で捕獲された野生の熊肉を販売する自販機が秋田県に登場したと報道。肉は250グラム2200円で、最寄り駅の新幹線の利用客などが購入すると伝え、肉は地元猟友会のメンバーが捕獲したものと説明した。

 

BBCがジャニー喜多川氏に関するドキュメンタリーを放映 - 隠蔽された性的虐待

Predator: The Secret Scandal of J-Pop review – a breathtaking look at Japan’s paedophile boyband ‘god’

「ガーディアン」紙(電子版) 3月7日

「ガーディアン」紙(電子版)は7日、BBC2で6日に放映されたドキュメンタリー「Predator: The Secret Scandal of J-Pop」を取り上げた。同番組は、2019年に死去したジャニーズ事務所創業者、ジャニー喜多川氏を取り上げたもので、同氏が未成年を含む所属タレントに対し、数十年にわたって性的虐待を行っていた疑惑に焦点を当てた。

「ガーディアン」紙は、BBCの人気司会者ジミー・サヴィル氏が生前、多数の少年少女と性交渉を持ち、性的虐待を加えていたことなどと比較しながら喜多川氏を説明。一方で、日本のボーイ・バンドの生みの親として今でも偶像化されており、同氏が2019年に死去したとき、あたかも英雄のように追悼されたことにも触れた。同紙は、喜多川氏の性癖に関する噂は何年も前から広まっていたものの、芸能界に多くを負う日本のメディアは見て見ぬふりを続け、唯一、週刊誌「週刊文春」のみが性的虐待の実態を取り上げたと説明。また、番組中ジャーナリストのモビーン・アザール氏が、当時の週刊文春の記者をはじめ、若いタレントへもインタビューしたと述べた。同紙は、自分を被害者とは感じていないタレントや、ジャニーズ事務所が取材に応じなかったことなどに、アザール氏が子どもっぽい怒りを表していたのは残念だとしながらも、どの国も解決策を見つけるため、少しずつ前進はしていると信じたい、と結んだ。

Japan opens suicide hotline for schoolchildren as deaths hit new peak
子ども用の自殺防止ホットラインを設置

「テレグラフ」紙(電子版) 3月2日

「テレグラフ」紙(電子版)は2日、昨年に自殺した小中高校生が512人で過去最多となったことを受け、政府は児童生徒の自殺防止ホットラインを早急に全国に設置すると発表したと報道。また、多くの自殺が学校の成績や将来への不安にあると伝えた。

'Sushi terror' pranks outrage Japan as police make arrests
寿司テロリストたちが逮捕

BBC(電子版) 3月8日

BBC(電子版)は8日、名古屋市内の回転ずしチェーン「くら寿司」で、醤油さしの注ぎ口を口に含むなどする動画を撮影し、SNSに投稿した男女3人が逮捕されたと報道。厳格な清潔基準で知られる日本で、この事件はテロ同様に扱われたと伝えた。

Japan activists demand dual-surname option on Women's Day
国際女性デーに選択的夫婦別姓を訴え

「インディペンデント」紙(電子版) 3月8日

「インディペンデント」紙(電子版)は8日、女性の権利を訴える活動グループが、妻が新旧の姓を保持するのを認めるよう政府に要求したと報道。日本では、ほとんどの女性が夫の姓に変更せざるを得ない社会的圧力に直面していると説明した。

Shohei Ohtani and Japan: It's much more than just baseball
日本にとって大谷翔平は野球選手以上

「インディペンデント」紙(電子版) 3月9日

「インディペンデント」紙(電子版)は9日、野球の国際試合WBCのため、現在日本代表として戦っている米MLB所属の大谷翔平選手の人気を紹介。景気も悪く東京五輪も不発に終わった日本で、同選手が解毒剤の働きをしていると説明した。

 
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