ロンドンのゲストハウス
Wed, 14 November 2018

英国発ニュース

国民「決裂より残留がまし」-EU離脱交渉で世論調査

 (ロンドン 11月6日 時事)大詰めを迎えた英国の欧州連合(EU)離脱交渉をめぐって行われた世論調査の結果が5日公表され、交渉が決裂して英経済が大混乱に陥るくらいなら、英国はEUを離脱しない方がましだという意見が過半数に達したことが分かった。

 メイ首相は「下手な合意より決裂の方がましだ」と強調しているが、これは民意を反映していない独りよがりの主張ということになりそうだ。

 調査は米政治専門紙ポリティコが英調査会社ハンベリー・ストラテジーに委託。10月29日から11月2日にかけて実施され、国民の成人3006人から回答を得た。

 それによると、「混乱の可能性がある決裂」と「EUを離脱しない」のどちらがいいかでは、46.5%が決裂、53.5%が残留と回答した。

 別の質問でも、「たとえ譲歩しても合意を成立させ、経済の混乱を回避する」は46.6%に達する一方、「(譲歩するくらいなら)経済が混乱しても交渉から立ち去る」は34.5%にとどまり、英国民が交渉決裂を懸念している実態が浮き彫りとなっている。

 英国の主権に関する質問では、回答の傾向が一変する。EUからの移民制限と、EUとの緊密なつながりの維持のどちらを優先すべきかでは、移民規制が60.4%、つながり維持は39.6%。英国が離脱後に自ら法律や規制を制定する柔軟性を増すべきか、EUとの投資・貿易を拡大すべきかでは、前者が65.1%、後者が34.9%と、いずれもEUからの独立を重視する声が大きかった。

 英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの国境に税関などの「ハード・ボーダー」を復活させない約束と、英国がEU以外の国々と貿易協定を締結する戦略のどちらが重要かについては、ハード・ボーダー回避派は40.9%にとどまり、貿易協定派が59.1%となった。

 良い合意のためなら離脱の時期を遅らせることを支持するとの回答は58.9%、支持しないは26.5%だった。
 
  • Facebook

キャリアコネクションズ ヘルス&ビューティーガイド
バナー バナー

ロンドン・レストランガイド
ブログ 暮らしの手引き ゲンダイゲストハウス

UK便利ガイド検索

カテゴリ選択
City / County
エリア