パリのバスチーユ界隈のラップ通りにあるクラブ、バラジョ(Balajo)で、ウイユ・デロス(Oeil d’eros)というイベントが行われました。企画者の説明では「エロスをさまざまな視点で考える」という意味でOeil d’eros(エロスの目)という企画になったそうです。
イベントの前半では、日本の風俗のスペシャリストたちの講演会だったのですが、かなり怪しい講演会です。日活ロマン・ポルノや、日本の風俗事情の話がメインだったのですが「日本の女学生が下着を売るのは珍しいことではない」「日本では性表現に規制があり性器は隠さなければならないが、日本の日常ではあらゆる場所に性器をかたどった置物などがたくさんあり、日本人の女性は狸の置物の金玉袋をさわりに来る」など、思わず「異議あり!」とつっこみを入れたくなるような講演会です。極めつけは、俳句をもじって「エロチ句」、フランス語と英語でエロチックな俳句の朗読が行われたのですが、なぜか伴奏はフランス人が引く津軽三味線。
ただし、徹底的に日本を勘違いしたイベントなのである意味おもしろみはあります。
第二部は、俵野枝さんの地唄舞、Yukiによるヨーヨーパフォーマンス、ロマネスク石飛&宮前のコンサートと日本人アーティストによるパフォーマンスで、やっと日本らしくなってきたと思ったら、ゴシックロリータ・ファッション・ショー、「生け花」と題したSMパフォーマンスなど、どんどん怪しくなっていきます。最後は、ボンデージは日本の江戸時代から伝わる伝統技能という紹介で、縛りのパフォーマンス……多分、江戸時代の捕縄術と勘違いをしているのだろうが、会場のフランス人はみな「ホーホー」と感心をしているので、つっこみは入れませんでした。
Balajoについて:http://www.balajo.fr/
Oeil d’erosについて:http://www.loeilderos.fr

Balajoの瓶ビール(33cl)は8ユーロ、高すぎです

Maison de la culture du Japonの映画プログラム担当者による
日活ロマンポルノと日本の検閲についての講演

日本風俗専門のジャーナリストというアニエス・ジラールさん。ノーコメントです。

Tokyo Rhapsodieの作者Antoine Misseau(右)による、朗読会、三味線BGM

Yukiさんによる、ヨーヨーパフォーマンス。

俳句の朗読会、フランス語と英語。エロイ俳句なので、エロチ句というそうだ。

俵野枝さんによる地唄舞



ロマネスク石飛&宮前さんによるパフォーマンス、いつもよりもテンション高めでした。


「僕のこの衣装は、日本では一番フォーマルな着物です」と司会者

ゴシックロリータのファッションショー、なぜか男の子、なぜかゲタをはいてる

俵野枝さんの地唄舞第二部です




ゴシックロリータのギャル達
(Photo By Office Jimmy)








