11月25日(土)、Domaine de Belesbatで「Power of culture」と題して、18世紀の室内楽の演奏と、哲学者ヴォルテールについての講演が行われた。
「ドメーヌ・ドゥ・ベレバ」は、パリ・リヨン駅からRER D線に乗ってパリを南下すること約1時間。終着駅マルゼルブから4つめのブチニ駅で降りて300m程歩いた所にある。
このお城は、1725年ルイ15世の婚礼の際に哲学者ヴォルテールが利用したお城という歴史があり、ヴォルテールはその時の様子を「La Fête de Bélesbat」という詩に残している。
18世紀の室内楽の演奏では、CNRS(フランス国立科学研究センター)のミッシェル・ノアレ氏が、室内楽の歴史と、バロック音楽に使われた、クラブサン(チェンバロ)、ヴィオル・ドゥ・ガンブ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、フルート・トラベルシエール・バロック(バロック・フルート・トラヴェルソ)、ソプラノ歌手の特徴などをわかりやすく説明してくれ。
講演会の後半に行われた「La Fête de Bélesbat et le séjour de Voltaire」では、オックスフォード大学研究員のポール・ギバー氏が、哲学者以前に風刺やパロディーの先駆けとして知られるヴォルテールを様々な、例文を活用しながら面白おかしく語ってくれた。
非常に充実した今回の公演内容はとてもサイトブログには書ききれないので、続きは822号12月21日号にて……
Domaine de Bélesbat について:http://www.belesbat.com

ドメーヌ・ドゥ・ベレバ城の一角
(Photo:Jimmy)

広大な森の真ん中に位置するこのお城には、ゴルフ場もある。これは、最終18番ホールから見た、ドメーヌ・ドゥ・ベレバ。
(Photo:Jimmy)

18世紀の室内楽を演奏してくれた音楽家。左から、Andreas LINOS(V),Laure MORABITO(CV),Amal ALLAOUI-ARAKI(Vo Sp),Anibal SIERRA(F)
(Photo:Jimmy)

雑誌などで音楽を紹介するときに、曲を紹介するのではなく作曲家や演奏家の経歴ばかり紹介するのは非常にもったいないという、CNRSのミッシェル・ノアレ氏。今回、彼は18世紀音楽の特徴と使われている楽器などの特性などを説明してくれた。
(Photo:Jimmy)

日本では、チェンバロという呼び名が一般的な、バロック音楽に欠かせない楽器の1つクラブサン。英語ではハープシコードと呼ぶ。
(Photo:Jimmy)

ヴォルテールを紹介してくれたオックスフォード大学研究員のポール・ギバー氏。
(Photo:Jimmy)








