在仏外国人がフランス語やフランス文化・社会を学ぶソルボンヌ大学フランス文明講座の大講堂で4月7日、大震災の被災国、日本を支援するためのチャリティー・イベントが開かれました。
主催はこの講座でフランス語の発音やリズムを教える音声学の教師、あや=クレール・レモンさん(写真左)とあやな・フエンテスさん(写真右)。

3月11日、日本で大震災が起こり、日本人の血を引く2人は「日本のために何かできることはないか」と考え続けていました。学生たちとできるイベントを開催したいと学校側に申し出ていたところ、ちょうど1週間前の3月31日、ピエール・ブリュネル校長からGOサイン。
目的は、日本との連帯を深めること、そして義援金を集めること。

多国から1500人以上が学びに来るこの講座。仲間である日本人のためにと、受講生や学校関係者、その家族で、イベント会場はあふれていました。
イベントには歌や楽器の演奏、ダンスや詩の朗読などが盛り込まれ、これらはすべて受講生たちによって披露されます。

フランス文明講座の受講生にはアーティストがたくさんいらっしゃるそうです。普段あまり機会を持たない彼らの発表の場にもなり、学生の間で「ブラボー!」の声や拍手が飛び交い、会場は優しい雰囲気に包まれていました。


日本人学生グループによる「Sukiyaki」の合唱で始まった前半のプログラム、会場の一体感や日本人への励まし、慰めにより、休憩に入る時には感極まって涙する日本人受講生の姿も……。
休憩時間には、教師たちによる手作り菓子が振る舞われ、教師と学生との交流も深まっていました。

年齢も国も異なる人々がこのイベントに参加して、地震の被災国となった日本を知り、応援し、協力し合う……世界は1つなのだと感じ、アレ? 私の目にも涙が。
あやなさんとあやさんは、イベント開催が決まってから1週間弱、学生たちや教師仲間などへコンタクトを取り、会場を整え、プログラムを作成し、広報をし……と、毎日休む間もなく動き続けたそう。
イベントに集まった人々の反応を見て、「成功したと確信しています」と汗をぬぐっていました。








