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フランスニュースダイジェスト
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mar 22 mai 2012

ヴェリブが盗まれた!

夫はレンタサイクル「ヴェリブ」の愛用者。年間パスを持っていて、どんな近距離でもヴェリブ・ステーションから駐輪されている自転車をホルダーから外し、スイスイ移動します。ステーションに故障自転車が多いにもかかわらず、正常な自転車を選ぶコツも心得て、快適に利用しているようです。

つい先日、ヴェリブをホルダーから外した1億人目の利用者が称えられ、自転車を贈呈されていましたが、2007年7月に運用が開始されて以来、ヴェリブはもうパリ市民の足として定着した感があります。ある月には200万台ものヴェリブが引き出されました。

そんなことを夫婦で話題にしていた矢先、帰宅の途で、苦虫をかみつぶしたような顔をして子供を背負いながら近所をうろうろしている夫を発見。

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どうしたのか尋ねると、薬局にちょっと寄る間、ヴェリブを歩道に駐輪していたらなくなってしまったとのこと。

そんな短時間に簡単になくなるものかと疑って、よくよく聞いてみれば、盗難防止用チェーンもせずに駐輪していたとのこと。それは当然だ、とあきれるばかり。すると、今までチェーンをして止めたことはないが、盗まれたことは一度もないと反撃されました。

重過失とはいえ、ヴェリブを盗まれた夫がペナルティー150ユーロをそう簡単に払うとは思えません。案の定、ヴェリブのサイトにある「Allo Vélib'」の番号に電話をし、懸命に状況を説明し、悪意は全くなかったと主張。しかし、警察に行って盗難届を出すように、としか言われなかったために、別の方法を考え出したようです。それは、街にある放置ヴェリブを1台見つけて知らせたら、それで相殺するように頼むということ。

それが名案かは別として、早速街に出て、タイミングよく放置ヴェリブを1台見付け、写真を撮り、番号を控えた夫。

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再び「Allo Vélib'」に電話をしています。埒があかないのは想像に難くなかったのですが、「手紙の方が効果的だ」と1時間半もかけて手紙を仕上げました。同時に、盗難から48時間以内に済ませなければならない盗難届も警察に出向いて済ませました。

その時です。盗難にあったヴェリブが戻ってきたという知らせ! 盗難から24時間後、乗り捨てられた盗難ヴェリブがパリ市内で無傷で見付かったそうです。

しかしながら、ペナルティーは発生しています。最後に自転車をホルダーから外してから48時間以内は75ユーロ、48時間以上経過すると150ユーロ。この75ユーロを帳消しにしてもらうために、夫は今も戦い続けています。ヴェリブの盗難を巡って、こんなにもエネルギーを消耗することになるとは……。ヴェリブを慎重に扱わない夫に、良い薬です。

www.velib.paris.fr

 
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