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フランスニュースダイジェスト
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mar 22 mai 2012

フランスの伝統的な結婚式

土曜日午後、夫の親戚に当たる青年が結婚式を挙げるというので、行ってきたのは荘厳な大聖堂のあるシャルトルの町。

結婚式というと、教会でのミサ、その後は披露パーティー、夕食会という流れですが、夕食会まで居るときっと日が変わってしまうだろうと予想されたので、披露パーティーまで出席することにしました。

教会での式は厳かに行われ、ステンドグラスを通して差し込む優しい光に包まれ、コーラスが流れる教会での結婚式は神聖な雰囲気です。

出席者はざっと300人程。華やかな帽子とスターのような服装の美しい女性たちに、私の目は釘付けでした。

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私はというと、出発前にあまりにも「伝統的な結婚式」だと夫が強調するので、どんな格好で行こうか迷いましたが、無難な紺のワンピースを選んだのです。それがひどくみすぼらしく思え、結婚式では終始気後れすることに。夫は「君の格好なんて誰も気にしないていないよ」と言い、その心が行動に現れているかのごとく、美しい女性たちの写真ばかり撮影しています。

さて、結婚式の後は、皆が待ち望んでいたシャトーでの披露パーティー。といっても、新郎新婦のご両親や仲人さんの堅苦しいあいさつなどはありません。 教会から20kmほど離れたシャトーに移動。到着した途端、庭園に面した正面テラスに用意されている山のようなビュッフェとドリンクに皆が群がります。

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バンド演奏も雰囲気を盛り上げ、青空の下、池のある緑豊かな庭園を見下ろしながら、テラスでわいわい談笑が繰り広げられました。

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シャンパンにフォアグラ、サーモンのマリネ、サバイヨーネ(sabayon)や季節の果物などあらゆる物をいただき、いい気分。しかし、中に1つだけ「うっ」ときたものがありました。それは牛の骨髄(os à moelle)。これは夫の大好物で、「いらないなら食べちゃうぞ」と言いますが、私にとって、これは衝撃的なフランスの伝統料理でした。

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少し腹ごなしをしようと庭園を歩き出すと、気球を飛ばそうと準備している人たちを発見。

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これに新郎新婦を乗せるのだそう。乗りたいなー、と前に出ると、「おっ、ここにも移民がいるのか?」とある男性が冗談交じりに痛烈な一言を。確かに、私だけがアジア人。すかさず、夫が「僕の妻だけどー」と言うと、気まずそうな問題発言者。そこで静かな笑いが起こったものの、伝統的な結婚式にはフランス人しか居ないのでしょう。と思うと同時に、よくぞ言ってくれた、妻をかばう夫にブラボー。外国人と結婚したら、こうして妻のことを守らなくてはいけない夫に同情しますが、これで帰ることを少し後悔しながら、夕食会の準備が始まったシャトーを後にしました。

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