最近「Surendettement(債務超過)」という言葉をニュースなどでよく耳にする。フランス中央銀行によると、2009年には約21万6000件の債務超過申請があり、前年に比べ約15%増大とのこと。一般家庭での債務超過では「crédit revolving(crédit renouvelableとも言う)」などの個人ローン、クレジットカードやお店の優待カード(Carte de Fidélité)などで買い物をし、リボルビング払い(以下、リボ払い)によってローン地獄に陥るケースが多いようだ。カードでの買い物は便利だが、使い方(支払い方)を誤ると大変なことになってしまう。今回はカードのリボ払いについて説明しよう。
3回払い、10回払いなどと支払い回数を指定する「分割払い」と違い、リボ払いは毎月の支払い額が一定で、月々の支払い金額は買い物(ローン)の残高により決定される。毎月支払いをするので当然残高は減っていくが、途中で再度買い物をすると残高がアップし、その金額次第では月々の支払い額も変わる。
一般的に残高が多ければ月々の支払い額も多く、残高が減ると月々の支払い額も下がるという仕組み。つまり、月の支払い額が下がると残高の減り具合も下がるので、支払いがなかなか完了せず、どんどん先延ばしになってしまう。利息は残高に対して掛かるので、完済が先延ばしになるほど利息をたくさん払わなければならない。
リボ払いは毎月一定額を支払えばよいので、他の出費が多い月でも安心というメリットもあるが、気が緩んで買い物を重ねたり、ローン残高を忘れやすいという難点もある。買い物やローンを組む際、幾ら払えるのかを月々の支払額で考えがちだが、自分の支払いの許容範囲を超えローン地獄に陥らないためにも、ローンの総額(利息含む)を常に把握し、返済許容範囲内での利用を心掛けよう。











