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lun 21 mai 2012

32. 年金準備は自分自身で!

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年金制度改革で世間は大騒ぎだ。将来の収入予定は狂う可能性もある。自分の将来を自分で守る方法を考えよう。

日本でも個人年金保険や財形年金貯金など、公的年金以外に将来の年金を自分で積み立てるための金融商品が古くから流通しているが、フランスでも同意義の年金商品がある。将来は終身年金として受け取ることができ、公的年金の補足の役目を果たす商品だ。いくつかある年金型貯蓄を総称してEpargne retraiteと呼ぶが、加入対象者が限定されている商品があるので列記してみよう。

Préfon retraiteは公務員や公共機関に勤める者と配偶者が加入できる。Madelinは自営業者や自由業者などに限定。会社員なら会社にPERCO(Plan d'épargne pour la retraite collectif)があるか確認しよう。PERCOはPEE(Plan d'épargne d'entreprise) のように会社で加入できる貯蓄商品だが、貯蓄目的が年金に限定されており、給与天引きだから貯めるのも楽だ。

前述した商品を選択できない人や加入対象者に該当しない人はPERP(Plan d'épargne retraite populaire)に申し込める。PERPはすべての人が加入でき、フランスで加入者が最も多い年金商品だ。月々の掛け金は所得税申告の際に所得から控除できるなどメリットもある。

PERPは銀行や保険会社で申し込み可能だが、取り扱いの金融機関によって申し込み時の一時金や月々の掛け金の最低取扱金額など条件が異なるので、比較してから決定したい。現在のところ、積み立てたお金を年金受給前に払い出せないためだ。もちろん管理手数料や積立金に関する運用利率なども注意して比較しよう。自分が申し込んだ金融機関が気に入らない場合は、他の取り扱い金融機関への途中変更が可能だが、それまでの積立金を次の機関へ移す際の手数料も各機関異なるので注意したい。

 
續 恵美子(Tsuzuki Emiko) ファイナンシャルプランナー
海外居住に伴うお金の悩みを解決するための相談役。2005年よりフランス・イエール市在住
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