毎年同じことを言っているようだが、やはり新しい年を迎えるのは気持ちの良いものだ。昨年は新年の誓いを達成した人、目標通りにできなかった人も、気持ちをリセットして2012年をスタートさせよう。筆者も年始には毎年決まって「貯金」の誓いを立てているが、これも収入があってこそ。筆者のみならず、「フランスで働いて収入を得たい」と考える人は多いはず。今年の目標に、働く、あるいは収入を得る、というのはいかがだろうか※1。
ところで、フランスの賃金相場はいくらだろう? もちろん職業によって異なるが、知っておきたいのがSMIC(Salaire minimum interprofessionnel decroissance:全産業一律スライド制最低賃金) だ。SMICは時給ベースで設定されている。物価の状況などに合わせて毎年改定されており、2009年までは毎年7月1日に見直しされていたが、10年からは1月1日、そして最新では11年12月1日に改定された。現在の金額は、時給ベースで9.19€ ※2、週35時間労働として月給ベースでは1,393.82€。改定前は9€ だから2.12%のアップになる。このアップは物価上昇率が2%であることを含んでのもの。このように、少なからず毎年アップしてはいるが、必要不可欠な出費を踏まえると、その分貯蓄に回したり嗜好(しこう)品への支出を増やせるわけではなさそうだ。
SMIC の上昇率は物価上昇も反映しているので、既に働いて収入を得ている人も常にチェックしておこう。また、ワーキングホリデーで日本から来た人やこれからスタージュをする人 ※3など、足元を見られないようにSMIC について知っていて欲しい。
※1 フランスでの労働許可があることを前提に記載。
※2 SMIC の金額はすべて額面金額(社会保険料など諸費控除前) で表示。
※3 スタージュはSMIC対象外だが、手当てに関する法が別途定められている。











