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lun 21 mai 2012

パメラ・ヴァレントさん 日本を題材に
ドキュメンタリー制作

パメラ・ヴァレントさん
Pamela Valente

Réalisatrise et productrice de films documentaires

生年月日 ご想像にお任せします。
肩書き ドキュメンタリー映画監督、プロデューサー
経歴 ジャーナリストの仕事で訪れたのをきっかけに、2003年から2年間日本で暮らす。その間NHKのポルトガル語講座番組出演や、祖国ブラジルのテレビ局の日本特派員として日本を紹介。2007年、東京のロック・シーンを追った映画「Rock'n Tokyo」、2010年、日本の入れ墨を題材にした「La Voie de l'encre」を発表。
嗜好合気道。黒帯2段です。妊娠のために、けいこを休んでいましたから、早く道場に戻ることばかり考えています。

日本の魅力は?

2002年に仕事でアジアを回り、3週間東京に滞在した際、初めて行った場所なのに、自分の家に帰って来たような感覚を持ち、「ここだ!」と思いました。翌年には、東京暮らしを強行していましたね。私にとっての日本の魅力は、フランスと違って、いつも何かが起こるところ。毎日が発見の連続なのです。何のあてもなかったのに、NHKを始め次々と仕事をいただきました。特にブラジルのテレビ局の日本特派員の仕事は、私自身が日本を知るためにも大いに役立ちました。自作ビデオの作品展も何度か開きました。日本は、何かをしたければ実現できるところです。でもそれは、私が外国人だから得られた特権かもしれません。日本人女性なら制限が多くて、思うようにはいかないでしょう。友人たちを見ていて、大変そうでしたから。

日本を題材とした作品を作ろうと思ったきっかけは?

日本の知られていない、隠された部分を伝えたいと思っています。元々音楽が好きで、ライブハウスにもよく通っていました。日本のロックやテクノ・シーンは、ヨーロッパよりも遥かにダイナミックで、時には英米のそれを超えることさえあります。その事実と衝撃をフランスや他国の友人に伝えようとしましたが、誰も信じてくれませんでした。そこで作ったのが、「Rock'n Tokyo」です。取り上げた5組のバンドは、メジャーではないものの、ライブハウスを満杯にするほど人気が高く、ものすごいパワーを感じます。

最新作の「La Voie de l'encre」は、日本ではまだまだ悪いイメージのある入れ墨を取り上げています。手彫りの彫り師も少なくなる中、日本の誇るべき伝統芸術として伝えたかったのです。なかなか入り込めない世界ですが、彫り師の彫俊(ほりとし)先生と彫られているパスカルとの信頼関係のおかげで、ここまで撮ることを許されたのでしょう。

いろんな観点から描写し、特に入れ墨に興味のない人が見ても関心を持っていただける作品になったと思います。

次のプロジェクトはありますか?

「La Voie de l'encre」は、オーストラリアや上海の映画祭に招待されています。なかなか難しいとは思いますが、日本でも「La Voie de l'encre」を上映し、日本の方にも見ていただきたいですね。

現在は武道家を撮った新作を編集中です。


©lardux films
La Voie de l'encre
(仏=09 1H10)

「出来上がりを思い浮かべば、彫られる者にとっては、痛さも喜びのうち」。日本の入れ墨に魅せられた、「Tatoo magazine」のジャーナリスト、パスカルがパリから東京へ通い始めて4年。彼はこのために働いていると言っても過言ではない。少数となった手彫りの彫り師の存続が危ぶまれる現在の、日本の伝統芸術としての入れ墨に迫るドキュメンタリー。

公式サイト
www.myspace.com/thewayoftheink

 

*本文および情報欄の情報は、掲載当時の情報です。

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