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コゴラン Cogolin
Nice The Nice アルベルティ通り

| Nice The Nice アルベルティ通り |
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19世紀初頭には、パナマ帽の紳士や日除け傘を広げた淑女たちが優雅に海岸通りを行き交った歴史があり、現在でもリゾート地として常に発展途上にあるコート・ダ・ジュールの首都ニースを紹介しよう。 ニースは人口約34万8000人のフランスで5番目に大きな都市。 昨年11月、それまで排気ガスと騒音にまみれていた街の中心マセナ広場に路面電車トラム(路面全長10km)が開通した。エコロジーな公共交通が出来たことで、広場を中心にスマートな街並みが誕生した。 市の北側と東側のトラムの終点駅には、それぞれ大型駐車場があり、車の駐車代込みの1日乗車券(Parcajur)2.60ユーロを購入すれば、街の中心のジャン・メドサン通まで約30分という速さ。(チケットは駐車場を出る時に必要なので必ず持っておくこと)。交通渋滞や石油高騰を考えれば、お手軽、経済的、エコロジーと三拍子そろった夢のような交通手段。運行間隔はラッシュ時には4分毎、通常時でも8分毎に運行している。 ![]() ワシントニアを背景に青い芝生の上を走るニースのトラム トラムの車両は窓が大きくて明るい。しかも、車体が低いので目線がニースの街並みを楽しむ絶好の位置にある。もちろん揺れも少なく、各停車駅の放送(アノンス)は仏・英・伊の三か国語なので、外国人旅行者も安心して利用出来る。 夕刻のマセナ広場に、近代アート作家ジャウメ・プレンサの「ニースの会話」という半透明の彫刻に明かりがともり始めると、モダンなニースの鼓動が感じられる。トラムの開通にあわせ、7人の近代アート作家たちが沿線上の14カ所に、さまざまな作品を創作している。これらの作品を見て回りたい人は、ニース観光局が提供するツアーがお薦め(毎金曜日:大人6ユーロ)。各芸術作品がライトアップされ始る夕方7時からスタートで、所要時間は2時間。 マセナ広場から北へ伸びるジャン・メドサン通りは一番人通りが多く、いろいろなお店が軒を列ねている。この通りに並行し、2ブロックほど東側にアルベルティ通りがある。ここは、ニースの雑踏に疲れたら、ちょっと一休みできるお勧めの場所。美味しいレストランが2軒とホームメードのクッキーが自慢のコーヒー・ショップがある。 公園に面したフェリックス・フォー大通りに近いアルベルティ通りの7番地、レストラン『Le Haricot Magique』はニース出身のアルノーさんと伊トスカーナで育ったエマニュエルさんの2人が営むお店。朝は新鮮な野菜を仕入れに、昼は昼食客で賑わう店内を忙しそうにかけずり回っている。ランチ・タイム時には、近所で働くお客さんでいっぱいになる。サラダやタルト、日替わり一品料理、美味しいデザートなどとメニューが豊富だが、どれも口当たりが良くヘルシー派にお薦めのレストラン。ちなみに、新鮮な素材を重視した野菜と果物中心のメニュー内容がお店の方針という、このお店の名前を日本語に訳すると『ジャックと豆の木』。う~む納得。 食後は、同じく9番地のコーヒーショップ『Emilie’s Cookies』は、女性チームが交代で焼きたてのクッキーやマフィンを出してくれる。お店は小さいけれど、静かで、ゆっくりくつろげる場所。女性が1人で切り盛りしているので、「テーブルに着く前に、カウンターで注文して下さい」と断り書がある。 ![]() 緑と黄色が基調となっているレストラン『Le Haricot Magique』、午後はサロン・ド・テーとして18時閉店まで営業 ![]() 『Emilie’s Cookies』朝からケーキを焼く香りが漂う ![]() アルベルティ通りに面した素敵な花屋さん アルベルティ通りの北のはずれ30番地にあるこのレストラン『L’Aparté Café』はグルメ派にお薦めの場所。ファビエンヌさんとマリー=ジョーさんが経営している。赤とオレンジ色がお店のカラーで、親切で、料理も美味しいし、さらに気取らないところがとても素晴らしい。レストラン特製のフォアグラは一食の価値ありの絶品だった。マリー=ジョーが薦めてくれた白ワインのジュランソンも美味しかった。このお店の営業時間は、週末の金・土曜日以外はお昼だけ。週末の夜は予約でほとんど満席の状態なので、来店の際には予約を忘れずに。 ![]() グルメレストラン『L’Aparté Café』の入り口は、フォークとスプーンがドアの取っ手 ![]() 前菜ラディッシュと赤ピーマンのデュオ 紹介したお店は3軒とも手間隙を惜しまずに心がこもった料理とお菓子を出すレストランとコーヒーショップ。精魂込めた料理が手ごろな価格で気楽に楽しめるところが嬉しい。
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