いいとこ見つけたフランス
ペイ・バスク
| dimanche, 29/10/2006 02:00CET | |||||||||||||||||||||||||
ビアリッツを起点にして 大西洋岸のピレネー・アトランティック県からピレネー山脈を越え、スペイン側まで広がる海あり山ありのペイ・バスク。「孤立言語」と言われるバスク語は、ロマンス語の仏語とは関連がない。標識などは、バスク語・仏語併記で表記され、スペイン側住人とバスク語での意思疎通が可能。国境が極めて人為的産物であることを示す典型例だ。大航海時代には、バスク人は海洋民族として新大陸に渡り植民地開拓にも活躍した。 パリからバスク地方へのアクセスは、ビアリッツ経由が便利。パリ・モンパルナス駅からTGVで所要約5時間、空路ならシャルル・ド・ゴール空港かオルリ ー空港から約1時間10分。
「海のバスク」と「山のバスク」 19世紀半ばまで、海辺の1寒村に過ぎなかったビアリッツが、王侯貴族に愛される高級リゾート地として注目を集めるようになったのは、ナポレオン3世と皇妃ユージェニーがしばしば逗留したことがきっかけ。白砂が美しい海岸沿いには、かつての離宮「オテル・ドゥ・パレ」の他、様々な様式の瀟洒(しょうしゃ)なヴィラ、カジノ、タラソテラピー・センターが並んでいる。サーファーのメッカとしても有名だ。 海岸から内陸へ車で約1時間も走れば、「山のバスク」の魅力に出会える。標高905mのリューヌ山には、登山列車があり、頂上からは大西洋岸の海岸線の他、ランド地方やスペイン側のバスク地方の見事なパノラマが一望できる。 聖地サンチアゴ・デル・コンポステーラへの巡礼が盛んだった頃、サン・ジャン・ピエ・ド・ポールはピレネー山脈の峠へさしかかる最後の宿場町として栄えた。橋の上から眺めるニーヴ川沿いの素朴な風景が美しく、バスクの山の幸が豊富に並ぶマルシェ(月曜と木曜)も見逃せない。
食はバスクにあり バスク地方には男たちが集い料理に腕をふるう「美食倶楽部」があるという。また昨年、アラン・デュカスがビダライ村(ビアリッツから約38キロ)に「オーベルジュ、オスタぺ」をオープンした事からもわかるように、美食地帯バスクは、世界中からこれまで以上に食通達の熱い視線を集めている。 取材協力:アキテーヌ地方観光局、フランス政府観光局
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| *掲載当時の情報です |


南西フランスにある"異国"を訪ねる


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