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ボルドー Bordeaux
サンテミリオン「Ban des vendanges」収穫公示

| サンテミリオン「Ban des vendanges」収穫公示 |
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9月と言えばやはりブドウの収穫ヴァンダンジュの月です。その収穫を管理し、品質の高いワインを生産する目的で行われている収穫公示がサンテミリオンで毎年9月に行われます。今年は13日日曜日。前日にはモノリト教会でコンサートも行われます。現在ではイベント化されているこの行事ですが、歴史は驚くほど古く、格式のある公式行事だったのです。 ボルドーから北東35kmにあるサインテミリオンは中世の街並みが魅力的でワインの産地としても有名です。ボルドーの中でもとくに古い歴史があり、それはワイン産地としても同じです。葡萄が植えられたのは古代ローマ帝国時代、そして12世紀後半には自治組織ジュラード(市参事会)が誕生しました。
そのジュラードがワインの品質管理を行っておりジュラードの焼き印が樽に付けられたワインのみが市場に流れ、焼き印が付けられない品質の悪いワインは処分され生産者は罰せられたほど厳しいものでした。 そのサンテミリオンのジュラード(市参事会)が行う収穫公示「Ban des vendanges」の歴史はボルドーがイギリス領土だったころにさかのぼります。その当時のイギリス国王ヘンリー2世により1199年ワインの品質を高める目的で収穫時期に収穫公示が行われたのが始まりです。フランス革命時まで公式行事として行われましたが、その後廃止され、1948年に再建され現在に至ります。
現在は収穫公示と言うよりは収穫時期のイベント化しており、収穫公示ではジュラード(市参事会)に所属するジュラが赤いコスチュームを着てサンテミリオンの教会でミサに参列し、王の塔(ヘンリー3世により1237年建てられたロマネスク様式の塔)でラッパの音とともに収穫の宣言が行われます。 今年の収穫は9月14日という宣言から始まり最後サンテミリオン、ハレルヤ!と唱えます。その後、風船で作ったブドウを空に放して終わります。そしてジュラ達は塔を降り、街を通り抜けて帰って行きます。真っ赤な衣装を身に着けた団体が街を歩いている様子は圧巻です。
収穫公示はその年によって開催日が異なります。ブドウの収穫時期は天候によって左右されるもので収穫されるタイミングに合わせて日程日が決まります。今年は9月13日が開催日。 まず市庁舎から始まり、コレジアル教会、モノリト教会、王の塔を回り、アペリティフ(食前酒)の時間があり、昼食となります。 収穫宣言は夕方5時ごろ王の塔で行われます。その前日12日の夜20時にはモノリト教会でJoseph Callejaのコンサートが行われるなど、イベント色が強いです。毎年9月に行われるこの収穫公示、一見の価値はありますよ。 今年の収穫も問題なく終わりますように!
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