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ボルドー Bordeaux
ブドウの搾りかすの再利用方法

| ブドウの搾りかすの再利用方法 |
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ブドウの収穫後のワイン産業で行われる作業の中にエクラージュと呼ばれるものがあります。糖分がアルコールに変わる第一次発酵が終わった後、醸造槽から液体を抜きとり残った固形部分(葡萄の皮や種)を取り出し圧搾する作業のことを言うのですが、その不要となった搾りかすはどうなるのでしょうか? 今年の葡萄の収穫は9月中旬から始まり10月の初めに終えたところが多いほど天候に恵まれました。 収穫されたブドウは皮や種を含めた果実の部分を使用し、発酵槽に入れアルコール発酵を行います。それが終わると、10月下旬から11月中旬まで、発酵がが終わった液体を抜きだす作業が始まります。 そしてその液体は第2次発酵に入るわけですが、発酵槽の中には固形部分(葡萄の皮や種)が残っています。その固形は取り出され圧搾機にかけられ、皮から直接果汁を搾り取ります。
その果汁を第2次発酵と熟成を行うとプレスワインと呼ばれる濃厚なワインに仕上がります。このプレスワインは、最終的に出来上がったワインの色素とタンニンのコンディションを見ながらブレンドをするために使用されるのですが、圧搾機にかえられた後の固形部分はいったいどこへ行くのでしょうか? 固形部分はmarc(マール)と呼ばれ、いろんな再利用の方法があります。蒸留酒としてもう一度再利用する方法では、ブランデーや薬品アルコール(90℃)などに変わります。そして色素を利用して化粧品や食品などにも利用されます。 このように、さまざまな再利用方法のあるマールは、専門の回収業者が不要になった搾りかすを回収していきます。この時期になると、どこのシャトー(ワイン生産業者)もこのマールがひと固まりで集められている状態で業者が回収するのを待っています。 そしてマール目当てに集まってくるもう一つのお客さんが、この時期に大量発生するワインのコバエ。 ワイン大好きなこのコバエ、どこからやってくるのかワインの匂いが広がるこの時期になるとマールの周りはコバエだらけです。 あまりの多さに、それはそれは恐ろしい光景ですが、この光景も風物詩の一つというもの。マールがなくなれば、コバエも自然にいなくなります。
フランスで使用されている薬品アルコールは実はブドウからだったんですよ。お使いの化粧品の色味はボルドーワインで使用されたブドウのものかもしれません。そう考え始めるといろんなものがそう思えてきますね。
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