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ロザン Lauzun
隣のネコ物語

| 隣のネコ物語 |
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コンパニョンとしてイヌやネコと暮らす家の多いフランス、ここロット・エ・ガロンヌ県はロザンの国もご多分に漏れず、動物の喜劇、悲劇は数多く。さて、今回お話するのは、我が家で餌付けをしている隣の半野性のネコ。お隣のネコなのに、半野生で我が家で餌付けしているとは、一体どこに所属するのでしょうか? 隣のネコ物語は遡ること2年前、2007年の年末に始まります。娘の家族の家に引っ越し間もなく亡くなったお隣のおばあさんは、ネコを2匹飼っていました。ある日、ムコ殿が我が家を訪れ、「ばあさんのネコじゃが、1匹は数カ月前交通事故に遭い、もう1匹はつい先日庭で死んどったさ。埋めといたんでもう心配せんとよかよ~」と。 数日後、ふと庭を見ると小鳥小屋に置いた乾燥パンをむさぼる毛むくじゃらの物体が!!お腹をすかせたネコが、小鳥のパンを食べているではありませんか!でも、一体どこのネコ?なんだかムコ殿が埋めたというおばあさんのネコにそっくり……これはもしや、おばあさんのネコ?では、ムコ殿が埋めてしまったネコは、誰のネコ!?
こうして飼い主が謎のまま我が家で餌付け始めたネコは、翌年2008年夏、お向かいさんの黒猫と結ばれて、4匹の子ネコを出産。その中の一番気弱でいつも兄弟たちに負けてご飯を食べ損ねていた子ネコが、交通事故にも遭わず病気にもかからず生き延びたのは、自然淘汰と言いましょうか。しかし母娘仲むつまじく暮らす日々もわずか、2009年今年の春、母ネコは突然姿を消してしまいました。
1人ぼっちになった子ネコちゃん、お向かいさんのパパ黒猫と仲が良くなり、改築中のお隣さんの屋根裏で出産した模様。ある日、改築作業をしていたお兄さんが「コレ、落ちてきたんですが・・・」と持ってきたのは、まだ歩けない子ネコ……いや孫ネコちゃん。餌皿の近くに置いておくと、間もなく子ネコがやってきて、孫ネコをくわえて屋根裏に帰っていきました。 結局、子ネコは3匹の孫ネコを産んだようですが、最近見かけるのは「落ちてきた」と届けられた孫ネコだけ。この孫ネコが子ネコと瓜二つなんですね。ということで、今日もお隣さんに住み着くネコ親子は、モリモリ我が家の食事を楽しんでおります。
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