身近な経済学
21. ユーロ硬貨のデザイン
ファイナンシャルプランナー
海外居住に伴うお金の悩みを解決するための相談役
2005年よりフランス・イエール市在住
| 21. ユーロ硬貨のデザイン |
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2002年1月にユーロの現金流通が始まり、今年9年目を迎える。欧州連合(EU)の中でユーロを法定通貨とする国つまりユーロ圏は、1999年の誕生時には11カ国だったものの、現在は16カ国。経済通貨統合に参加していないもののユーロ通貨を導入している国は22カ国に拡大した。2010年に新たにユーロ圏加盟する国はなさそうだが、今後まだまだ拡大していくだろう。 ユーロ紙幣は5、10、20、50、100、200、500ユーロの7種類あり、使用国全てで共通のデザインを採用している。一方、硬貨は各国オリジナルのデザインを発行しており、それぞれのシンボルにお国柄が出ていて見比べるのも楽しい。筆者も初めてユーロを手にした頃は物珍しさからしげしげ眺めていたものだ。なお上記ユーロ圏16カ国に加え、経済通貨統合に参加していないモナコ、バチカン、サンマリノでもオリジナルデザインのユーロ硬貨を発行している。 では1ユーロと2ユーロ硬貨のシンボルデザインは全部でいくつあるかご存知だろうか。正解は25種類。ベルギー、キプロス、ドイツ、フランス、アイルランド、ルクセンブルグ、マルタ、モナコ、オランダ、ポルトガル、スロバキア、スペイン、バチカンの13カ国は両硬貨が同一シンボル。オーストリア、フィンランド、ギリシャ、イタリア、サンマリノ、スロベニアの6カ国は1ユーロと2ユーロそれぞれに違うシンボルを用いているのだ。過去にデザイン変更を行った旧硬貨や記念硬貨、そしてユーロセントなども合わせると種類はさらに増える。 新年といえばお年玉。お年玉を利用して金銭教育したり身近な経済について子供と話す人もいるだろう。25種類のユーロ硬貨をお年玉とし、ヨーロッパの各国事情について話す機会を作ってみてはいかがだろう。 |


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