
| 海の絵葉書 |
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真夏のコート・ダジュールから、涼しげな海の便りをお届けします。 晴天が続く毎日、バカンスを楽しむ人々がパラソルを片手にビーチに集まり、太陽の下で海と親しんでいます。数日前、北風ミストラルが吹き、海水の温度は少し下がったかもしれません。でも、真っ黒に日焼けした子供たちは、砂遊びに熱中。数キロも続く長いビーチでは、アイスクリーム屋さんが子供たちの人気者です。キラキラ輝く海水に浸かり夢中になって遊んだ後の冷たいアイスクリームは、格別の味なのです。
コート・ダジュールの中でもトゥーロンからサン・トロペまでの海岸線は緑豊か。小さな砂浜のビーチや波に洗われる岩壁も数多く見られます。大きな町がないので、パラソル松やコルクガシの間に別荘が点在する美しい風景が広がります。沖合には、自然保護地区指定のポルクロール島と国立海洋公園のポル=クロ島、2つの島があり、バカンス客の波から守られた楽園となっています。 起伏に富み緩やかなカーブを描きながら、透き通った海を優しく囲むように続く緑色の海岸線。からっとした地中海性気候が海をさらに青く照らし出し、眩いほどに輝く海は、サファイヤ・ブルーやトルコ・ブルーといった表現がぴったりです。
車を降りて海岸線伝いに少し歩けば、静かなビーチもあります。暑い中、ひたいに汗が流れても透き通った海で泳ぐことを思い描きながら歩く道のりは、さほど長くは感じられません。別荘は一切見当たらず、目の前に広がるのは青い海と空だけ。 タイヤ岬(Cap Taillat)はラマチュエル(Ramatuell)のエスカレ・ビーチのパーキングから細いくねくねした道を歩いて30分ぐらいです。上り下りがきついので、歩き易い靴を履いていった方が無難です。売店がないので、クーラーボックスに冷たい飲み物を入れて、持って行くのを忘れずに。
フランス人にとってバカンスは、多忙な日常生活を忘れ家族と密接な時間を過ごす大切な時間です。子供と遊びながら、その成長ぶりに目を見張るお父さん。子供の送迎と家事から解放されたお母さん。パラソルの下で日光浴しながら読書に励む年配夫婦。それぞれ、過ごし方は違っていても、太陽と海がもたらす効果は秋の新学年スタートのエネルギー源となること間違いなしです。
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