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シャンベリー Chambery
味覚の再発見

| 味覚の再発見 |
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バカンスの始まりと同時にこの地方の湖や山は、家族連れや海外からの旅行客でにぎわいます。スーパーに入れば、英語やオランダ語がよく聞こえてきます。 自然に身を置くのはもちろんリラックスできるのですが、たまには文化的な楽しみも味わいたい。そんな時、ふらりと立ち寄るのがシャンベリーの街の中心にあるギャラリー・ウレカ(Galerie Eurêka)です。メディアテック・ジャン=ジャック・ルソーに隣接されているこのギャラリーは、展示内容によっては何度も足を運んでしまうほど充実しています。 昨夏の展覧会は「触感」がテーマ。さまざまな感触を楽しみながら、“触って感じる”という日常何気なくしている動作を違う観点で捉える機会に出会いました。 今年の夏のテーマは「味覚」。食べるの大好き! な私にとっては、なんともうれしい企画。早速、行ってきました。
まずは小さな部屋に入り、代表的な味覚についての話を聞きます。味覚は甘い、すっぱい、しょっぱい、辛い、と大きく4つに分類することができるとのこと。小学生の女の子が得意げに4つの味覚を言い当てていました。 「皆さん、これらはこれから味覚体験をする時に使用して下さい。コップは液体。お皿は粉末のものに。スペキュローズは、すべての展示を見終わるまで食べてはいけません」
いよいよ展示の始まり。 次のブースでは、フライパンや、食器が展示されていました。野菜を切るリズミカルな音、お肉を焼く時に聞こえる火がパチパチする音、フォークとナイフの音。映像に合わせながら、色んな道具を使い自分で料理する音を作るコーナーは、大にぎわいです。 次はいろんな味覚の体験ゾーン。水道水とミネラルウォーターを飲み比べたり、スパイスをなめてみたり。日本の「味の素」もありました。コップとお皿を手に持ち、ドキドキしながら味わっている人の姿も見受けられます。甘いものを味わうときは楽しいけれど、慣れないスパイスなどは、一口なめて「んん?」となってしまいます。 最後は、地元のシロップメーカーの協力で、いろんな味のシロップを試飲。こちらでほっと一息ついた後は、世界の味覚パネルへ。 日本の寿司の映像もあり、子供たちは見たことない外国の料理の写真にじっと見入っていました。
締めくくりは、スペキュローズでお口直し。やはり最後は甘いもの、それがフランスなのです。 展覧会に行く前は、味覚の比較を想像していましたが、実際に体験してみることで、もっと広く奥深く味覚を捉えることができました。 ギャラリー・ウレカ。eureka(アルキメデスの原理を発見したときにアルキメデスが発した言葉「分かった」)という名前が付いているだけあり、いつも日常にある物事をもっと豊かな視点で捉える展示が充実しています。
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