日本のサランラップは使いやすくて丈夫だからと、何回も洗って使い回していたのは今昔。ここ最近は、インターネットを通じていろいろなものが買えるようになった。「でもネット犯罪が怖いから」といまだにネット通販に躊躇している読者の皆さん、ニュースダイジェスト編集部が、ネット通販のすべてをお見せします。(本誌編集部: 柳澤創)
1. インターネット・セキュリティ
今や一般常識のひとつとなった「インターネット」だが、その歴史はまだ浅い。1969年に軍事用の新しい通信手段「ARPANET」が誕生し、その技術を応用したWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)プロジェクトが1991年に発表される。そして、Windows95の登場でインターネット時代の幕が開けた。
ほんの10年でこれほど世界的な躍進を遂げた「インターネット」には、多くのプログラマーが携わっている。しかし、それに比例するように「ネット犯罪」も急増中だ。
高速回線の普及により「定額料金・常時接続」が当たり前となり便利になった反面、パソコンは常に個人情報流出の脅威にさらされている。コンピューター・ウイルスが発生すると、セキュリティソフト会社はそれに対応するワクチンとセキュリティ・アップデートを配布。するとさらに強力なウイルスがまた誕生するという、まさにイタチごっこの世界。この他にもスパイウェアやマルウェア*など、さまざまな脅威が存在する。
コンピューターに不慣れな人にとっては、これだけでも尻込みしてしまうが、ネット通販にチャレンジするには、この傷害を乗り越えなければならない。
最初は難しく感じてしまうだろうが、最近のセキュリティソフトは初心者でも使い勝手の良いように「Yes・No」方式でセッティングが出来るので、ぜひとも活用して安全なネット環境を構築しよう。
*マルウェアとは「Mal(悪い)」「Software(ソフトウェア)」をつなげた言葉で、スパイウェア同様パソコンに脅威を与えるソフトの一種
2. フィッシング詐欺とは?
日常生活において一般的に最も利用されているソフトウエアといえば、メールソフトだろう。友人や仕事関係、もしくはよく利用する通販サイトからのお知らせメールなど、毎日さまざまなメー ルが送られてくる。そして、そんなメールの特性を利用したネット犯罪「フィッシング詐欺」の脅威が深刻化している。
フィッシングとは「Password harvesting fishing(パスワード収集)」をもじって「Phishing」と書き、第三者が会員制ウェブサイトやネットバンクを装い「ユーザーアカウントの有効期限が近付いています」や「新規サービスへの移行のため、登録内容の再入力をお願いします」などと書き、カード番号及びパスワードを獲得する行為を言う。
メールによって誘導されるウェブサイトは、本物のウェブサイトに酷似しており、間違って個人情報を入力してしまうと、身に覚えのない請求書が届いたり、預金の引き出しが行われたりする。
この他にも、スパイウェアなどがコンピューターにインストールされると、ユーザーの知らない間に個人情報が流出してしまう場合も。くれぐれも、メールで送られてきた情報はうのみにせず、疑問がある場合にはオンラインサポートなどに問い合わせよう。他にも、アンチ・スパイウェアソフトなどで定期的にパソコンを検査することで安全を保つことが出来る。
3. 電子マネーとは?
現実の世界に紙幣や硬貨などの流通貨幣が存在するように、仮想空間「インターネット」にも貨幣は存在する。日本では「WebMoney」や「BitCash」など、欧米では「PayPal」が一般的によく利用されている。
特徴としては、ネット通販などを利用する際に個人と通販会社の間に電子マネー会社が入るため、商品購入の際に通販会社にクレジットカードの番号を紹介せずに済むのだ。さらに「PayPal」の場合は「PayPal buyer protection」と記入された商品を購入すると、万が一商品が届かなかったり、破損していた場合などに、 PayPal規定の補償金額が支払われる。
4. 通販の長所と短所
【短所1】商品が届かない、もしくは壊れている
海外の商品を注文すると、運が悪ければ商品が届かなかったり、壊れていることもある。もっとも、商品が届かない場合のほとんどは税関で没収されたり、宛先不明というもの。高額商品購入の場合は万が一のことも考え、保険に加入するのも手だ。
【長所1】アフターサービス
PCソフトをダウンロード販売で購入した場合、購入者は万が一ダウンロードしたソフトを紛失してしまっても身分確認さえ出来れば、サポート範囲内の回数分、再ダウンロードすることが出来る。
【短所2】思い描いていた商品と違う
カタログの写真を見ておもわず衝動買いをしてしまったが、実際に届いた商品が自分の思い描いていたものと違うことも。そのようなことのないように、購入前に通販の商品比較サイトなどをチェックして、実際に購入したユーザーの声などを参考にしよう。
「ネット犯罪」が気になって「ネット通販」に踏み出せないあなた。あまり神経質にならずに、まずはパソコンショップの店員お勧めのセキュリティーソフトを購入して、簡単なオンラインショッピングを実践してみよう。慣れてくれば、通販の便利さに病み付きになるはず。
| 主な購入サイト | |
| 店舗あり | Fnac・Surcouf・La Redoute・IKEA・Conforama・ 楽天 など |
| 店舗なし | Rue de Commerce・CDiscount・BuyMa・3Suisses・ebay など |
1. オンライン・ショッピングの種類
オンライン・ショッピング・サイトは大きく分けると2種類ある。「Fnac」や「Surcouf」のように実際に店舗があるサイトと、オンライン販売だけのサイトの2種類だ。
前者の場合、購入前に実際に商品を店頭で触れてみることが出来るので、商品到着後に「思っていたのと違う物が届いた」というような失敗がない。
後者は、商品を直接見ることは出来ないが、店舗にかかる人件費がない分、商品は定価よりもはるかに安く販売されている。また「DELL」のようなオンライン・パソコン販売サイトでは、パソコンを自分好みにカスタマイズして購入することが出来るのも特徴だ。
他にも、個人売買なら「ebay」や「yahoo」などのオークションサイトを活用するのも手。すでに入手不可能となった商品が販売されていることもあり、コレクターは要チェック。

フランスでは誰もが一度はお世話になるお馴染みFnacと大手通販の3Suisses
2. 購入までの流れ
ネットオークション
ネットオークションとは、その名の示す通り「インターネット上で行われるオークション」。実際のオークション同様、制限時間内に最高金額を付けた購入希望者が商品を競り落とすことが出来、出品者が指定した金額に達しなかった商品は、次回の競りに持ち越しとなる。
BuyMa(バイマ)
海外の商品が欲しいのだが、そのメーカーはオンライン販売を行ってない。 個人売買のサイトでも見つからない。 希望の商品をリクエストして、誰かに買い付けしてもらいたいけれど、バイヤーの知り合いがいない。そんな時便利なのが、世界54カ国に居住する日本人バイヤーのコミュニティーサイト「BuyMa(バイマ)」。例えば日本でしか購入できないような商品など、「BuyMa(バイマ)」のサイト上にリクエストを出すと、バイヤーが商品代金に加え送料や手数料を計算して金額をレスポンスしてくれる。その後、双方の話し合いで条件が一致すれば交渉成立となる。
主な流れは、まず「BuyMa(バイマ)」のサイトから会員登録(無料)をクリックしてユーザーの基本情報の登録を行う。その後、購入者の場合は購入者情報を登録、バイヤーはバイヤー情報を登録する。ここまで、完了すればあとはBuyMaで売買が楽しめる。
ネット通販での商品購入に慣れたら、今度は出品にチャレンジ。帰国売りで新聞や雑誌にアノンスを載せたけれどもなかなか買い手が付かない事がある。しかし、オンライン・ショッピング・サイトなどに出品すれば、インターネット検索にも反映されるので幅広く自分の売りたい商品を告知することが出来る。
主な販売サイト:ebay・BuyMa・waja・ yahooオークションなど
1. インターネット・セキュリティ
ネット販売のコツは、売りたい商品の相場価格を把握すること。特に思い入れのある商品には、どうしても値段を高く設定したくなるのが人情。だが、あまりにも高い値段設定をしてしまうと、入札者が付かなくなってしまうので、事前に相場価格をチェックしよう。例えば、フランス国内で古くなったものを売りたいのであればebayがお勧め。まずはサイトへアクセスして、自分が売りたいと思っている商品の値段を見てみよう。
例えば、C社の中古銀塩カメラ「EOS 7+ EFレンズ28-90mm付き」は、2000年発売当初は12万円前後(新品)で販売されていたが、デジカメ全盛期の現在、「ebay France」では、147ユーロ(23,226円)前後で出品されている。出品の際に設定するスタート価格は、この値段を参考にカメラの状態や箱、説明書などの付属品の有無で価格を決めることになる。
2. 売るときの注意点
ebayを始めとする個人売買のサイトでは、買い手が売り手の評価をするので、商品が売れた際にはクレームが付かないように細心の注意を払って、受け渡しをしよう。
商品の受け渡しも、購入者本人と会えるのであれば現金と引き替えで、小切手を希望する場合は万が一に備えて、相手の身分証明書の番号などを小切手の裏に控えておく。
「PayPal」口座を持っているのであれば、「PayPal」による支払い方法が早くて安全なので、支払い方法の欄に追加しよう。
3. バイヤーになる
買い付けに自信があるのならバイヤーになってみよう。
海外の良質な商品を日本に販売したいけれど、何かと手間がかかって面倒だという人にお勧めなのが、日本国外在住のバイヤーが買い付けた商品専門の通販サイト「waja」。 通常個人売買の場合、商品の写真撮影、買い手からの問い合わせ、決済、配送と大きな労力が必要となる上、個別に買い手へ発送しなくてはならないために高額な配送料もかかる。そこで「waja」では、バイヤーが買い付けた商品を日本で一括管理・販売代行することで、取引を円滑にしている。
まずは、出品内容を選び「waja」に相談してみよう。
4. 海外から日本の通販サイトに出店する

Under Pressureが販売する
女性向けのアクセサリー
そんなときは、仮想店舗を使って日本で商売をしてみよう。例えば、フランスの若手実業家が立ち上げたアクセサリ専門店「Under Pressure」は、8月より日本のオンラインショップ大手の楽天市場に出店を始めた。
会社の独自のホームページを立ち上げても、ビジターがいなければ意味がない。その点、楽天市場は日本国内のネットショッピングサイトとして、ナンバーワンのシェアを誇っているため、毎日何万というバイヤーが商品を探しに訪れる。工夫次第で知名度を挙げるチャンスが格段に高くなる。www.rakuten.ne.jp/gold/artdevie/
5. 商品登録の流れ(ebayの場合)
商品を売るには、まずサイトのメンバー登録を行う。たいていのサイトは無料で登録が行えるので、登録の時点で銀行の口座番号やクレジットカードの番号を聞かれることはまず無い。以降は以下のような流れで商品登録を行う。
- 1. 右上のメニューからVendreを選ぶ。
- 2. 売りたい商品のカテゴリーを選ぶ。
- 3. すでに登録されている商品のカテゴリーが一覧で表示されるので該当するものを選ぶ。
- 4. 出展希望の商品がすでにebayに登録されているか調べる。
- 5. 商品が他のユーザーによって登録されていた場合は、その情報を元に商品の詳細が表示される。
- 6. もし該当商品が無かった場合は、自分で項目ごとに詳細を書き込む。
- 7. 販売商品の写真があれば挿入する。(1枚目無料)
- 8. 支払い形式を選ぶ。
- 9. 商品の発送が可能な場合は送料を記載する。商品はとりに来てもらうと選択する事も出来る。
- 10. 以上の内容を確定後、その他の追加有料オプション選択ページで最終的なページデザインをプレビューページで確認し、変更が無ければ最後に商品の販売成立後に「ebay」に支払うコミッションの支払い方法を選択し終了。
リスクは最小限で賢くバイヤー生活
BuyMa(バイマ)
http://www.buyma.com
海外生活の特性・自分のセンスを生かし、まずは商品を紹介することから手軽にサイドビジネスを始めてみたい!そんな人に最適なのがBuyMa(バイマ)。バイヤーとして、紹介した商品に買い手がついた段階で買い付け可能なシステムなため、在庫を抱えるリスクなく、自分のペースで販売をスタートでき、利益を得ることができる。
また、個人間のネット売買で面倒な集金・振込みといった決済面、配送時の商品紛失・破損といったトラブルにも、独自の決済システム・発送セーフティ補償にて、BuyMaが仲介してくれるため安心して取引を楽しむことができる。世界27万人の会員に向け、自分のセンスを発信することから、気軽にバイヤー活動をはじめてみよう。
CD・DVDを買う
CDiscount
http://www.cdiscount.com
CDやDVDを大量に安く買いたい!そんな時はこのサイト。新品のCDもDVDも1ユーロから販売されているので、ショップで買うよりも断然お得。最近は、衣類や家電製品の販売も始めた。
配達場所を選べる
La Redoute
http://www.laredoute.fr
通信販売は便利だが、商品到着時に不在だと荷物は郵便局に保管されたり、再度発送業者に連絡しなくてはならなかったりと意外に不便な面もある。しかし、「La Redoute」なら提携しているパン屋や衣類店などを発送先に指定出来るので時間がある時に、商品を受け取ることが出来る。
海外のブランド品を買う
CHGUK
http://www.chguk.net
海外のブランド品を安く仕入れたいなら、直接日系企業が海外で運営するサイトで購入する方がお得。商品はロンドンから海外発送になるので、国内の通販サイトよりも送料が高くなってしまうが、商品そのものは断然安い!
海外の商品を売る
waja
http://www.waja.co.jp
個人がネット販売を行う場合、決済や配送、個人情報などさまざまなリスクが付き物だが、それらのリスクを全て解消したシステムを提供するのがwaja。ブランド保証で非正規ブランドを徹底的に排除しており、売り手買い手、双方から高い評価を受けている。
デジカメを買う
Rue du commerce
http://www.rueducommerce.fr
ここ数年、デジタル機器の販売で頭角を現してきたのが「Rue du commerce」。このサイトの特徴は、販売価格への絶対的な自信だろう。購入後24時間以内に、購入商品と同条件(送料込み)の商品が万が一高かったら差額が返還される。
日本語書籍を買う
欧州堂
http://ousyuudo.com
欧州堂はフランクフルトの日本食材店「ひまわりマート」と神奈川県にある古本屋「BOOK・ECO」が共同運営するオンライン書店。日本の人気作品・人気ジャンルを、お手頃価格で購入可能。
日本風のモノを買う
Expo Shop Japon
http://www.exposhop-japon.com
既製品ではなく、和のテイストを感じさせるチョット変わった商品を買うならココ。サイトはフランス語で作成されているので、日本に興味のあるフランス人に紹介するも良し、自分で商品を買って個性を出すも良し。
日本語対応の携帯電話を買う
Marc Ishikawa IT Solutions
http://shop.miits.de
海外の携帯電話からでは、日本語の携帯電話コンテンツのサイトへアクセスしても文字化けして読めない。そんな時活躍するのが日本語対応の携帯電話。GSM方式なのでSIMカードを入れ替えるだけでOK。E-mailも日本語で読めるので、日本との連絡にも便利。
格安航空券を買う
easyJet
http://www.easyjet.com
格安航空券の定番「easyJet」。1カ月以上前に予約購入すれば「え、うそ!」と言いたくなるような、破格の値段で航空券が買える。
夢の商品を買う
夢隊
http://www.yumetai.co.jp/
通販で買うなら人とは違うモノを買いたい。そんな願いを叶えてくれるのは 「STEILAR C.K.M株式会社」が運営する、通販サイト「夢隊」。こだわり商品からオモシロ商品まで幅広く、商品も特集ごとにまとめられているので探しやすいのも特徴。
商品の値段を調べる
Kelkoo
http://www.kelkoo.fr
日常雑貨の値段を比較するならこのサイト。電気ひげそり、オーブントースターから、果ては航空券や別荘の値段まで、あらゆる商品の値段を比較することが出来る。
Monsieur Prix
http://wvw.monsieurprix.com
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