
パリ東西南北、頑張っているレストラン探します!
シェフの腕が鳴るテイスティング・コースで至福のディナー
Texte et photo par Sachiko Sunabe
(写真:マスタードとトマトコンフィとのアンサンブルが絶品の鴨肉のパイ包み)
グルメな友人が「最近は予約なしでは入れないこともある」と教えてくれた11区のレストラン。モダンな内装の居心地の良い席につき、シェフの腕を幅広く試せるテイスティング・コースをオーダーしました。
いぶしたベーコンの香りが食欲をそそるアミューズブッシュ、レンズ豆のポタージュを味わったところへ、グリーンのソースが美しい前菜、帆立貝のポワレが登場。分厚い帆立貝はプリッと新鮮で火加減ばっちり。香り高いハーブのリゾットはもちろんアルデンテ。パセリのソースとパルメザン・チーズのおせんべいが味を引き立て素晴らしいハーモニーです。

アミューズブッシュのレンズ豆のポタージュ

パセリのソースが美しい帆立貝のポワレ
魚料理は舌平目の巻物がやってきました。塩バターで味付けされた舌平目は、繊細ながら味がぐっと凝縮されて絶品!付け合わせは、菊イモ、パースニップ、ルタバガというマルシェ通にしかわからない3種の根菜。これら野菜をグラッセしたものもほっくりと美味でしたが、3種を合わせたピューレは、口に運べばまさに目からウロコ。まったりとした食感の中にほのかな甘みが際立つ拍手喝さいのおいしさです。

付け合せの野菜のピューレにショックを受けた舌平目
ホールを切り盛りするクリステルさんのアドバイスで選んだワイン、コート・デュ・ルシヨンの軽やかな赤を楽しんでいると肉料理が登場。シェフが選んでくれたのは、鴨のマグレのパイ包み。しっとりとジューシーな鴨肉にまろやかなマスタードの辛味とトマトコンフィの甘酸っぱさがこれほど合うとは!驚きの組み合わせにシェフの技が伺えました。
ドライフルーツの甘みが独特の臭みを包み込むマンステールチーズを味わった後は、チョコレートのデザート。濃厚なガナッシュにカカオの焼き菓子がサクっと心地良く、ピスタチオのアイスクリームを絡めながら堪能しました。

ドライフルーツが独特の香りを包んでしまうマンステールチーズ

チョコレート好きにはたまらないデザート
プラザ・アテネやクリヨンで経験を積んだシェフ、アレクシさんがお客様全てのお皿を自ら手掛けたいと開いたレストランの席数は24席。「おいしさは努力のたまものです」と厳しく悟るアレクシさん。これからが楽しみです。

シェフのアレクシさんとクリステルさん

小さな店内はシンプルでエレガントな内装
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| カテゴリ | フランス料理 |
| 店名 | Le Grand Méricourt |
| 住所 | 22, rue de la Folie Méricourt 75011 Paris |
| TEL | 01 43 38 94 04 |
| 営業時間 | 12:00~14:00 / 19:30~22:00 |
| 定休日 | 日、月土昼 |
| 最寄り駅 | Saint Amboise⑨, Richard Lenoir⑤ |
| Website | www.legrandmericourt.fr |









