南イタリア、ナポリ料理を中心とした、伝統的イタリア料理のお店に、「頻繁に食べに行く」と言う、「A. BEAUVILLIERS」のシェフ、パランさんのお薦めの理由は、「いい食材ばかりを使用しているから」。できる限り食材はイタリアから取り寄せているが、生鮮品は信頼できるパリの業者が毎朝届けるのだそう。
給仕長でシェフの弟、ジュリアノ・マトリュロさんに、南イタリアのスペシャリテから前菜1品、メイン2品をご紹介して頂いた。
まずは前菜に、蜂蜜で甘く味付けられたマグロのたたき「シシリア風マグロのタルタル」(14€)。
次に日本人に人気の「ボンゴレ・スパゲッティ」(19€)。中粒のアサリは、数えてみると19個も入っており、アサリのエキスが歯ごたえのある中太麺にしっかりと絡まっている。アサリを満喫できる上、たっぷり入ったプチトマトもうれしい。

ボンゴレ・スパゲッティー
そして「イカ墨のリゾット」(20€)は、イカ墨とイカの身だけのシンプルなリゾット。イカの身は柔らかく、食べ応えのある大きさの物が惜しみなく入っている。イカ墨のコクもしっかり感じられるが、多少塩分が強いので、前もって控えるようお願いすることをお薦めする。
また、夜のみの特別メニューに、2人から注文できる、北イタリアのスペシャリテがある。臼形のパルメザンチーズの中にイタリアのお酒、グラッパを入れてフランベする「リゾット・フラ・ディアヴォロ」(50€)で、注文すると、目の前で大きなチーズの中にリゾットを流し込んで仕上げてくれる。4種類のチーズの風味を味わった後に、グラッパの香りがかすかに口中に残る。ふわふわの自家製パンに付けて食べるのもお薦め。
イタリアの代表的デザート、「パンナ・コッタ」(8€)もこのお店のご自慢で、3種類の味から選択できる。中でもヴァニラ味がジュリアノさんの一押し。しっかりと固めれたクリームはきめ細かく、ヴァニラビーンズがたっぷり入っている。添えられた、酸味のある赤いフルーツのソース、爽やかなミントの葉が、やはり効いている。

左)パンナ・コッタ
中)イカ墨のリゾット
右)リゾット・フラ・ディアヴォロの仕上げ作業
ムニュは29€、日替わりランチは前菜とメインか、メインとデザートで17€。このレストランでは、ピザを始め、全てのメニューがお持ち帰りできるが、持ち帰る距離によってはお薦めしないメニューもあるのだそうだ。

奥には大きな窓がある ![]()
![]() |
ヨアン・パランさん レストラン「A. BEAUVILLIERS」 のシェフ。若干29歳だが、14歳で 「La Table d'Anvers」にて修業を始めてから、「L'Arpège」などの有名店を含む、およそ7軒のレストランを経験している。 |
| 店名 | Il Fra Diavolo |
| 住所 | 73, avenue Kléber 75116 Paris |
| TEL | 01 47 27 73 75 |
| 営業時間 | 12:00-15:00 / 19:00-23:30 |
| 定休日 | 8月3日~28日 |
| 最寄り駅 | Boissière(6番線) Trocadéro(9番線) |










