
冬を乗り切る甘辛テイストのキューバ料理
Texte et photo par Sachiko Sunabe
(写真:鶏肉のファルシーはイチジクの甘みがアクセント)
年々長く感じるパリの冬。気分だけでも温めたい、とパリ2区のいつもにぎやかなモントルグイユ通り近くにあるキューバ料理のレストランへ行ってきました。扉を開けるとサルサのリズムに包まれ気分が盛り上がります。幻想的なランプシェードが揺れるテーブルに着くといすが前後に揺れてびっくり。ロッキングチェアをイメージしたといういす。初めは違和感がありますが、慣れるとリラックス。ゆらゆら揺れながらハバナ・クラブの大きなグラスに、ミントがたっぷり入ったモヒートで乾杯です。
数ある前菜の中から選んだキューバ料理の定番の1つ、塩ダラの揚げ物がやって来ました。サトイモのようにほっくりとしたマランガイモのほのかな甘みがタラをマイルドにくるんだコロッケのような揚げ物は、ホクホクと非常に美味。エビのソースともよく合っています。オーナーお勧めのプチ・ラザニアは、プチを無視したボリューム。唐辛子がほのかに利いて、コクのある黒ブダンとトマトの甘みが絶妙なハーモニー。青い海を思い出させる新鮮な味わいです。

マランガイモでマイルドなタラのコロッケ

黒ブダンのコクとスパイスが絶妙なラザニア
「キューバ料理は全体的に甘辛テイストです」とおっしゃるオーナーのレナルドさん。メインに選んだ鶏肉のファルシーは、ジューシーな鶏の中にたっぷりと詰まったファルシーがイチジクの香り高く、クセになるおいしさ。付け合せのキューバ風ポレンタは、トウモロコシにトマトとタマネギがたくさん入り、ヘルシーな仕上がり。友人が選んだ軟らかい豚モモ肉のマリネは、ライムとクミンの香りが食欲をそそり、揚げたバナナとマッチしています。

軟らかくジューシーな豚モモ肉のマリネ
既にお腹はパンク寸前ですが、デザートにパパイヤのタルトタタンをお願いしました。キャラメル色に焼かれたパパイヤは、蜂蜜が独特のクセをなくし絶品。ラムレーズンのアイスクリームとも相性抜群です。

デザートの中でイチオシのパパイヤのタルトタタン

キューバ出身のにこやかなオーナー、レナルドさん
定休日なし、ラストオーダーは深夜24時というこのお店。大人気の日曜ブランチは予約した方が無難です。
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| カテゴリ | キューバ料理 |
| 店名 | Mi Cayito |
| 住所 | 10, rue Marie Stuart 75002 Paris |
| TEL | 01 42 21 98 86 |
| 営業時間 | 月~日 20:00-24:00、日 12:00-16:30(ブランチ、要予約) |
| 定休日 | なし |
| 最寄り駅 | Etienne Marcel ④ |
| web | www.mi-cayito.fr |









