
パリ東西南北、頑張っているレストラン探します!
2ツ星シェフが運営するレストランで、超お得なランチプレートにトライ!
Texte et photo par Sachiko Sunabe
(写真:驚くおいしさがいっぱいの楽しいランチプレート)
世界は不況の真っただ中。星付きレストランでさえ閑古鳥が鳴いている。パリ6区で2ツ星を維持する女性シェフ、エレーヌ・ダローズ氏は、アンチ不況策になんと25ユーロのランチプレートを開始。
半信半疑ながらも行ってみました。シックな店内のゆったりとしたソファにおさまり、25ユーロというとサンドイッチ2切れか?とドキドキ待っていると、やって来たのはポップなデザインのプレートにアミューズ・ブッシュから肉料理まで6種類のミニチュア料理が可愛く乗った洋風松花堂弁当のような一皿。

ゆったりとくつろいでしまう店内
にこやかなスタッフが一品ずつ説明と食べる順番のアドバイスまでしてくれます。さっそく一品目、冷たいズッキーニのスープをグイッ。エスペレットのスパイスが食欲をそそります。
プレートの真ん中、キャンディのように串に刺さっているのはなんとフォアグラ。周りは細かく刻んだパンデピスで飾られ、これはおもしろい!口に運ぶと濃厚でなめらかなフォアグラのうまみにググッ。2ツ星を侮ってはいけません。ふんわり揚がったカリフフラワーの天ぷら、ポーチ・ド・エッグが隠れたホウレン草のエマリュジョン。軽やかでデリケートな味わい。クルトンひとつとってもスキのないおいしさ。

軽やかなホウレン草のエマリュジョン
各料理の隅々に一流レストランの腕を感じさせます。魚料理はヒメジのポワレは、小さいけれど完璧な火の入り方。その 繊細な味を噛みしめ、付け合せの桃のおいしさにも感動のため息がこぼれます。最後の牛肉のソテーはどこまでも柔らかく、肉汁のソースとパルメザンチーズが絡み合って至福の締めくくり。

もっと食べたいと思わせるヒメジのポワレ

柔らかくジューシーな牛肉のソテー
料理の内容は日替わりで、冬にはジビエも登場するというから驚きです。水を注いでくれるタイミングの良さ、スタッフの目配りなどはやっぱり一流。しいて言えば、プレートゆえに最後の料理が冷めてしまうのが少々難でしょうか。
デザートは別皿で登場。マンジャーリ・チョコレートの濃厚なクリームに、香り高いバニラアイス、そしてさわやかなキンカンのコンフィの素晴らしいハーモニー。このお値段でなんと幸せな贅沢ランチ。7月末から8月中はお休みになるので、急いでどうぞ!

チョコレートとキンカンのコンフィは相性抜群
|
||||||||||||||||
| カテゴリ | フランス料理 |
| 店名 | Le Salon - Hélène Darroze |
| 住所 | 4, rue d’A ssas 75006 Paris |
| TEL | 01 42 22 00 11 |
| 営業時間 | 12:30-14:30、19:30-22:30 |
| 定休日 | 日、月 7月20日から9月1日までお休み |
| 最寄り駅 | Sèvres Babylone ⑩⑫ |
| Website | www.helenedarroze.com |









