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mar 22 mai 2012

Agapé Substance

Cuisine française 2 février 2012 No 945

食べてびっくりのウニカフェ
パリ東西南北、頑張っているレストランを見つけます!
驚きと感嘆のため息が続く、注目のレストラン
Texte et photo par Sachiko Sunabe
(写真:食べてびっくりのウニカフェ)

パリ6区に昨夏オープンして以来、シェフの食材使いが天才的!とうわさの絶えないレストランへ行ってきました。シンプルすぎて前を通り過ごしてしまいそうな外観。細長い店内はスツール席のみで、いかにも食通な人でいっぱいです。食事はシェフのインスピレーションによるお任せコースのみという斬新なシステムで、メニューには季節感溢れる食材の名前がズラリと並んでいるだけ。何をどう食べるのか、先に知ることはできません。

早速サービスされたアミューズブッシュはクレソンの冷たいシャーベット。少し味わった後、温かいキク芋のコンソメをかけて再び頂く2度楽しい一品。細かく刻まれたアサリやツブ貝がコリコリと味わい深く、次への期待が高まります。

さて、ここから続く10皿は驚きの連続。カリッと香ばしいエビのみそマヨネーズソース。ウニとカフェのハーモニーが目からウロコのウニカフェ。根っこまで味わえるミニポロネギと半熟卵。生のままスライスされた栗と根セロリによるリゾット。ミニキャベツが絶妙にマッチし、甘みが際立つ帆立て貝。バスク地方産の分厚いマスに濃厚なアボカドのクリーム。ホロホロ鳥は1滴の肉汁も逃していないジューシーさに感服。

味を引き立て合う帆立て貝とミニキャベツ
味を引き立て合う帆立て貝とミニキャベツ

分厚いマスにアボカドがよく合う
分厚いマスにアボカドがよく合う

ホロホロ鳥
作り方を学びたい肉汁たっぷりのホロホロ鳥

全部書き切れないのが残念ですが、どれもアートのように美しく、飾られたハーブ1枚、オイル1滴まで計算され、それぞれが味を引き立て合う素晴らしい技術。「毎日がクリエーションの連続だよ」とにこやかな若きシェフに脱帽です。

食後のチーズは、アルザス地方のチーズ専門店のセレクションから。スライスされたグリエールは、どこまでもクリーミーで本当にチーズ? と疑いたくなるおいしさ。後に続くデザート3品は、ホワイトチョコレートのアイスクリームにはっさくのゼリー、カンパリのシャーベットにみかんのコンフィ、チョコレートにヘーゼルナッツのムースと、完全にノックアウトされました。

食の未知の世界に導いてくれるシェフの腕をぜひお試しあれ。

チョコレートの食感
いろいろなチョコレートの食感を楽しむデザート

店内
天井の鏡からシェフの仕事ぶりが拝見できる店内


メニュー
 
 
Carte Blanche
本日の食材を使ったシェフのお任せコース
99€
本日の食材
Cresson, Crevette, St Jacques, Topinambour, Truite de Banka, Poireaux, Oursin, Pintade, Pied Bleu, Cruyere, Pomme de terre, Chocolat
クレソン、エビ、帆立て貝、 キク芋、バスク地方産マス、 ポロネギ、ウニ、ホロホロ鳥、ムラサキシメジ、 グリエール、ジャガイモ、チョコレート
 
飲み物
Domaine Ostertag Vin d’Alsace 2010
Pinot Blanc
グラス 9€
ボトル 52€
 
 

カテゴリ フランス料理
店名 Agapé Substance
住所 66, rue Mazarine 75006 Paris map
TEL 01 43 29 33 83(要予約)
乗船時間 12:30-14:00 / 20:00-22:00
定休日 日、月
最寄り駅 Odéon④⑩
web www.agapesubstance.com
 

*本文および情報欄の情報は、掲載当時の情報です。

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