
パリ東西南北、頑張っているレストランを見つけます!
136年の時を経て生まれたオペラ座のレストラン
Texte et photo par Eri Ikezi
(写真:タノー氏お薦めのメイン、バヴェット)
今からちょうど137年前の1875年1月5日、パリに竣工したオペラ座「Opéra Garnier」。この建物に2011年6月末、新たな歴史が刻まれた。レストラン「Opéra」の誕生である。オペラ座を設計した建築家、シャルル・ガルニエが当時構想した建設案にもレストランが含まれており、その後幾度となく持ち上がったレストラン計画。ようやく2004年から7年の月日をかけて完成した。内装をデザインしたのは建築家のオディール・デック。デックが「人生を呼び起こす色」と語り、彼女の特徴色でもある赤を基調に、国の歴史的建造物に指定されているオペラ座に調和した、コンテンポラリーな空間を生み出した。

カルパッチョはレモンのドレッシングで

デザートのケーキ、近代風「オペラ」
シェフにはクリストフ・アリベールとヤン・タノーが就任した。料理はアリベールが以前シェフを務めていた二つ星レストランのメニューを大規模レストラン用に改良したもの。季節に合わせて2、3カ月ごとに変わり、昼と夜は同じメニューが並ぶ。食材はイゼールからマスやホロホロチョウ、ブルターニュからオマード、貝柱、カレイなど、2人のシェフ各々の地元から取り寄せられている。見事な海と山の組み合わせだ。
前菜に頂いたラングスティーヌのカルパッチョは、タマネギのコンフィチュールが斜めに飾られ、新鮮度が高い。タノーシェフお薦めのメイン、バヴェット(牛の腹部肉)は、肉のうまみもさることながら、付け合わせのカリフラワーにも注目。生のままの新鮮さを保ったものと、火を通したカリフラワーがコンビネーションされており、面白い食感を楽しめる。

歴史の重みを感じるオペラ座
photos ©Roland Halbe

外部の石造りの柱に沿って曲線に波打つ窓ガラス
photos ©Roland Halbe
最初はネオ・ゴシックの建物とモダンな内装に合わせ、「古代」、「近代」という建築コンセプトに沿ったメニューを企画したそうで、現在のメニューでもデザートにはこのコンセプトが残されている。「古代」はフランスが生んだ偉大なパティシエ、ガストン・ルノートルが完成させたと言われるケーキ、「オペラ」。「近代」はこれにイゼールの名物リキュール、シャルトリューズなどを加えてアレンジしてある。お薦めはこの両者を頂けるカフェ・グルマン。「古代」と「近代」の融合された空間で、ゆったりとした時間を堪能したい。

シェフであるクリストフ・アリベール&ヤン・タノー
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| カテゴリ | フランス料理 |
| 店名 | L'Opéra Restaurant |
| 住所 | Pl Jacques Rouché 75009 Paris |
| TEL | 01 42 68 86 80 |
| 営業時間 | 7:00-23:00 無休 |
| 最寄り駅 | Opéra ③⑦⑧、Chaussée d'Antin – La Fayette ⑦⑨ |
| WEB | www.opera-restaurant.fr |









