續 恵美子(Tsuzuki Emiko)
ファイナンシャルプランナー
海外居住に伴うお金の悩みを解決するための相談役
2005年よりフランス・イエール市在住
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2 Septembre 2010 No 911
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しばらくフランスに住んでいる人なら、ここ数年の物価の上昇に気付いているかもしれない。食料品の値段や光熱費などがあれよあれよという間に高くなり、どんどんお金が飛んでいく。
このように、物価が継続して上昇していく状態をインフレーション(インフレ)という。実際フランスはここ数年緩やかなインフレの状態で、2010年6月時点の消費者物価指数(CPI)は2005年度(100)比で108.0*。つまり2005年と比較して8.0%物価が上昇している。ちなみに日本のそれは99.7で、2005年と比較して0.3%物価が下落しているデフレの状態。最近日本からフランスへ来た人は、日本とフランスでの価格の差に驚いているかもしれない。
インフレの影響を具体的に見てみよう。先にも述べたが、インフレとは物やサービスの値段が高くなること。例えば、我々の生活でなじみが深い郵便料金は、2010年7月1日に0.56ユーロから0.58ユーロ(20gまでの普通郵便)へ上昇した。滞在許可証の申請や学校、その他諸々の役所手続きの必要書類として切手を数枚提出しなければならないのはご存じだろう。手続きの度に料金をアップされるのでは、たまったものではない。その他にも日本の家族や友人に手紙を出すことが多い我々にとって、郵便料金の度重なる改定はうれしくないことの1つとして挙げられる。
インフレで良い面もある。2010年8月1日からLivret Aの預金利率が少し上がった。それまでの1.25%から0.5ポイントアップの1.75%になり、過去最低利率から脱出した。利率の改定は年2回、1月と7月にフランス中央銀行により決定されるが、それにはインフレ率も換算されるので、インフレ時には今回のような利率アップも見込まれる。
*OECD Price indice(MEI)参照
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