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英仏バイリンガル幼稚園・小学校
sam 22 septembre 2018

第七劇場パリ公演

第七劇場のパリ公演が3月2・3日に行われました。演目は、A.チェーホフの「かもめ」。

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精神病棟に閉じ込められている、白いワンピースをきた女性が3名、虚ろな表情で意味の分からないことを口走り、連続性のある奇妙な動きをとり続ける。重なる声、消える音。それをさえぎるように歩く黒い女性。発する言葉と表情のギャップ、過去と現実の交わりが不思議な空間を生み出していた「かもめ」でした。

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一緒に鑑賞した日本語の分からないフランス人も「非日常な美しい世界を味わえた」とご満悦だった第七劇場の公演。忙しい時間の合間を縫って、演出家の鳴海康平氏がインタビューに答えてくださいました。

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演出家・鳴海康平氏

--なぜ「かもめ」を選んだのでしょうか?

「日本でもチェーホフのファンは多くいますが、特に盛り上がるところがある作品でもないので、演出は難しいのです。ただ、若いうちにこういう作品を自分なりに理解し、表現しておきたかったのです」

--いろいろな方がチェーホフの作品を舞台化されています。第七劇場の舞台の特徴を教えて下さい。

「私たちのポリシーの1つに、国境を越えられる作品を生み出すことというのがあります。今回は、チェーホフというロシアの作品を扱うことでまず1つの国を超え、さらにフランスという2つ目の国境を越えて上演することができました。こうして国をまたいでも、言葉にとらわれないアートというのを目指しています」

--日本と海外とでは、観客の反応は異なりますか?

「日本人は言葉を聞いて理解しようとしてくれます。しかし海外公演ではそれは通用しない。日本語が分かる人はわずかですからね。ただ、ドイツやフランスで上演してみて、これらの国に劇場文化が根付いていることを実感しました。劇というものの楽しみ方をいろいろと知っているのです。言葉が伝わらなくても、総合芸術として受け止めてくれているのが分かります。また、面白くなかったら素直にその反応が返ってきます。それも僕らアーティストにとってはうれしいことで、物作りを続ける上で大切な基準にもなります」

--今後の目標を教えてください。

「今は2年に1回くらいのペースで海外公演をしていますが、今後はこの回数を増やしたいと考えています。海外のアーティストと一緒に舞台を作れたらうれしいですね」

第七劇場 公式サイト

 

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