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食糧相が賞味期限の廃止を計画中

ドイツ市民が一人当たり年間平均82キロもの食材を捨てているのは、賞味期限が記載されているから……? ドイツの賞味期限(Mindesthaltbarkeitsdatum)は、品質を保証するものであり、「まだ食べられる食料が捨てられている」と主張するシュミット食糧相(CDU)が提唱するのは、賞味期限制度の廃止と電子チップの導入。「製造業者は、食品に対する安全基準をあまりに高く設定している」と批判する同氏は、すべての食品について賞味期限の記載を撤廃し、牛乳やソーセージなどにはより厳密な消費期限を刻印、プラスチック容器には電子チップを採用し、食品の消費具合を電子表示する品質管理の「スマート化」を提案している。これに対し、「実際に捨てられる食料は、野菜やパンなど賞味期限の記載のないもの」という反対意見もある。

 
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