近年、長距離バスを利用する人が増えている。しかし、ドイツ自動車連盟がドイツの10都市の長距離バスの停留所の使いやすさを調べた結果、「優」に値する駅はなく、「良」が4駅、「可」が3駅、「不十分」が1駅、「とても悪い」が2駅となり、利便性の向上が課題となった。「良」を得たシュトゥットガルトのバス停は、停留所が完全に屋根に覆われていること、多言語でアナウンスがなされていること、中央のチケット売り場と情報デスクが完備されていることなどが評価された。一方、評価の低いゲッティンゲンでは、停留所に屋根も電光掲示板もない。長距離バスは安さゆえに人気だが、バス停が町の中心部から離れていることも多い。ドイツオムニバス企業連邦協会は、バス停の好立地への移設を呼びかけている。
17 Mai 2024 1218号
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