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Mon, 16 May 2022

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社会

夫婦別姓 ─ 家族と多様性の各国事情
栗田 路子、冨久岡ナヲ、プラド夏樹、田口理穂、片瀬ケイ、斎藤淳子、伊東順子

夫婦別姓 ─ 家族と多様性の各国事情

発行元:筑摩書房
定価: 1034円(税込み)

chikumashobo.co.jp

目次

第l部 結婚と姓―各国の事情
第1章 英国 すべての人に「生きたい名前で生きる自由」を
第2章 フランス 多様なカップルの在り方が少子化に終止符
第3章 ドイツ 別姓が開く女性活躍の道
第4章 ベルギー 家族の姓はバラバラが「普通」
第5章 米国 慣習を破り姓を選ぶ自由を実現
第6章 中国 姓は孤立から独立へ、モザイク模様の大国
第7章 韓国 戸籍制度を破棄した、絶対的夫婦別姓の国
第ll部 「選べる」社会の実現に向けて
座談会 日本 別姓がなぜ必要なのか、どうしたら実現できるか
櫻井龍子×鈴木馨祐×田代桂子×栗田路子

1990年代以降、多くの国が次々に夫婦別姓を選択可能にするなか、現在も法律で夫婦同姓を義務付けているのは、世界で日本のみだという。国連(UN)の委員会が日本の制度を「差別的」とし、たびたび改正を勧告しているのが現状だ。

本書では、夫婦別姓が可能な英国・米国・ドイツ、婚姻前の姓と結婚後の姓をハイフンでつなげるなど通称も合法化したフランス、そして別姓が原則の中国・韓国・ベルギーに暮らす7人のライターが集まり、それぞれの国の歴史や法律から姓と婚姻、家族の実情などを考察していく。各国ライターによる実体験が興味深く、そもそも姓名に対する考え方自体が国によってこうも異なるのかと驚くことが多い。本書はそうしたマクロの視点を加味しながら、「選べる」日本社会になるためのヒントを探る。

また、夫婦同姓を強制されることにより起こる不便や困難に加え、アイデンティティーの喪失やカップル間の不平等、婚姻の自由の侵害といった問題に言及。なぜ立法は法案審議を進めず、司法は合憲判断を繰り返すのか。さまざまな視点から、夫婦別姓実現のために具体的に何が必要なのかを率直に議論する。

 
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