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Wed, 17 April 2024
4 April 2024 vol.1648

英中銀、政策金利据え置き
5会合連続、利下げへ「さらなる証拠必要」

イングランド銀行5会合連続で政策金利の据え置きを決定したイングランド銀行

(ロンドン 3月21日 時事)イングランド銀行(中央銀行)は3月21日、政策金利を3.25%に据え置くと発表した。前日まで開いた金融政策委員会で決めた。据え置きは5会合連続。英中銀は声明で、金融政策の転換に踏み切るには「さらなる証拠の積み上げが必要だ」とした。ロイター通信がまとめた市場予想と一致した。9人の委員のうち賛成は8人で、残る1人は0.25%の利下げを主張。前回会合で利上げを主張した2人は据え置きに回った。

ベイリー総裁はX(旧ツイッター)で動画を投稿し、「利下げできる段階ではないが、その兆しは勇気づけられるものだ」と述べ、今後の利下げの可能性を示唆した。

英中銀は、2%物価目標の持続的な達成に向けて「十分な期間、景気抑制的な状態を維持する必要がある」との姿勢を維持。利下げ転換後については「金融政策のスタンスは抑制的なままの可能性がある」との認識を示した。

声明によると、インフレ率は急低下し続けているものの、「依然として高水準」と指摘。中東情勢の緊迫化によるサプライチェーン(供給網)の混乱に加え、現在のインフレが賃金などにもたらす「二次的効果」が弱まる証拠は一時的なもので、賃金とインフレの上振れリスクは残っているとした。

2月の英消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇と、前月(4.0%)から大きく鈍化。一方、サービス価格は6.1%上昇と依然高水準だった。

ベイリー英中銀総裁 「年内利下げの観測正しい」

(ロンドン 3月22日 時事)イングランド銀行(中央銀行)のベイリー総裁は、インフレ率が同行が掲げる物価目標の2% に向かっていると確信を強めているとの認識を示し、市場が今年1回以上の利下げを期待するのは正しいと示唆した。英紙「フィナンシャル・タイムズ」(FT、電子版)が3月22日伝えた。

ベイリー総裁はFT のインタビューで、今年の利下げ時期や利下げ幅について明言を避けたものの、市場で6月会合後に最初の利下げを予測する声が高まっていると指摘。「今年全体として利下げを示唆する曲線を描いていることは不合理ではない」と話し、年内の利下げの可能性を認めた。

 
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