ロンドンのゲストハウス
Tue, 22 January 2019
17 January 2019 vol.1523

日英首脳が2国間協定視野に経済連携
海洋安保で協力強化

安倍首相とメイ首相
10日、日英首脳会談後の記者会見で質問に答える安倍首相(写真左)とメイ首相(同右)

(ロンドン 1月11日 時事)安倍晋三首相は10日午後、ロンドンでメイ首相と会談した。両首脳は、英国が欧州連合(EU)離脱により日EU経済連携協定(EPA)から外れることから、2国間協定締結も視野に、新たな経済連携の構築に取り組む方針で一致。海洋安全保障分野の協力を強化することも確認した。会談後、両首脳は「次の10年を見据え、戦略的パートナーシップを一層深化させる」とうたった共同声明を発表した。

安倍氏は会談で、EUからの「合意なき離脱」を「ぜひ回避してほしい」と伝えた。メイ氏のEUとの離脱合意案については「日本は全面的に支持する」と述べた。

安倍氏は、米国抜きの環太平洋連携協定(TPP11)に対して英国が関心を表明していることを歓迎。メイ氏は会見で「更に議論を進めていくことを楽しみにしている」と語った。

両首脳は、6月に大阪市で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に向け、「保護主義と闘い続ける」ことを確認した。一方、日本の国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退について、メイ氏が問題提起した。安倍氏は日本の立場を説明した。

安全保障分野では、今春に東京で4回目の外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開催することを決定。自衛隊と英国軍の共同演習を増やすことや、「訪問部隊地位協定」締結を含め、自衛隊と英軍の共同運用・演習を円滑化する枠組みを検討することを確認した。

北朝鮮の非核化や日本人拉致問題の早期解決に向けた連携も申し合わせた。将来の戦闘機開発などでの連携でも一致した。

安倍首相発言に、「鯨殺し」と強硬派反発

(ロンドン 1月12日 時事)英国の欧州連合(EU)からの離脱をめぐり、安倍晋三首相が10日の日英首脳会談後の記者会見で「『合意なき離脱』はぜひ回避してほしい。世界が強く期待している」と発言したことが、英国内で大きな波紋を広げている。折しも「合意なき離脱」の是非をめぐって激しい対立が繰り広げられていた最中だけに、論争に火を付けた格好となった。

「安倍氏は世界全体を代弁することはできない。さもなくば鯨殺しに熱心になることもなかっただろう」。英与党・保守党の有力議員ジェーコブ・リースモグ氏は11日、公式ツイッターにこう投稿し、安倍首相へのいら立ちをあらわにした。リースモグ氏はメイ首相の離脱合意案を批判し、「合意なき離脱」も辞さない強硬派の代表格として知られる。

 
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