東京が未来都市でなくなったとき観光地化、人口減少、そして住民は郊外へ
Tokyo drift: what happens when a city stops being the future?
「ガーディアン」紙(電子版)は、東京はかつて未来を象徴する都市だったが、現在は変化しつつあると報じた。同記事は、東京がバブル経済の遺産と観光地化、さらに外国人労働者の受け入れに依存し、経済的、社会的な課題に直面している現状を紹介した。
記事によれば、東京の労働者街や伝統的な下町は、観光地化の波にさらされ、政府の支援を受けた宿泊施設や観光客向けのホステルに変わりつつあるという。また、若い世代が郊外へ移住する一方で、外国人観光客や長期滞在者がその空間を埋めていると述べた。
同紙は、東京の都市計画が外資系不動産投資や観光客誘致に重点を置いており、伝統的な近隣コミュニティーの維持は二の次となっていると指摘。また、近隣国が豊かになる一方、日本の経済停滞が長期化するなかで、日本が外国人労働者を引き付けるのは難しくなっているとも伝えた。
記事はさらに、東京が持続可能な開発や観光の促進に頼るだけでは、かつての未来都市のイメージを取り戻すのは困難だと警告。むしろ、過去へのノスタルジアや経済政策の不透明さが、日本全体の未来を曇らせていると結論づけた。
Japanese expert reveals when the country will be left with just one child under 14
国内の子ども人口が1人になるのはいつかを明らかに
「「インディペンデント」紙(電子版)は8日、人口動態と高齢化社会の専門家が、出生率が現在のように低下し続ければ、2720年1月5日までに14歳未満の子どもが1人になる計算だと発表したと報道。これは児童人口の年間減少率から導き出された。
Hammer attack injures eight students at Tokyo university
東京の大学でハンマーを使った襲撃
「ガーディアン」紙(電子版)は11日、法政大学多摩キャンパスでハンマーによる襲撃事件を起こし、8人を負傷させた疑いで女子学生が逮捕されたと報道。容疑者は22歳の韓国人社会学専攻の学生で、クラスメートに無視されたことが原因と伝えた。
How a robot cafe in Tokyo aims to empower – not replace – human workers
分身ロボットで社会進出を支援
「インディペンデント」紙(電子版)は12日、障害者や遠隔地の人々に働く場を提供する、東京の「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」の試みを紹介。吉藤健太朗氏が開発したロボット「OriHime」を使い、どこからでもカフェ業務を遠隔操作できると伝えた。
Japan raises probability of megaquake to over 80% in next 30 years
今後30年間の巨大地震発生確率を80パーセント以上に引き上げ
「インディペンデント」紙(電子版)は17日、政府の調査委員会は、日本の太平洋沿岸に広がる全長800キロの海底溝、南海トラフ沿いで巨大地震が発生する確率を、これまでの70~80パーセントから80パーセント以上に引き上げたと報道した。