Rice crisis: Japan imports grain from South Korea for first time in more than 25 years
四半世紀ぶりに韓国から米を輸入深刻な米不足と価格高騰
「ガーディアン」紙(電子版)は4月22日、価格高騰と高まる消費者の怒りに対処するため、日本は四半世紀ぶりに韓国から米を輸入していると報じた。
同紙は、日本産の米の価格は昨年の同時期と比べて2倍以上に値上がりしており、輸入に課せられた重い関税にもかかわらず、より安価な外国産米の需要が高まっていると報道。日本の消費者は昔から外国産米の品質と味に懐疑的だったが、現在の危機的状況によって外国産米を取り入れるようになったと伝えた。また記事は、東京でレストランを経営する男性が、昨年、国産米の不足で価格が高騰したため、日本米からカリフォルニア米に切り替えたが、客からの苦情は一切なかったと伝えた。
同紙は、4月6日までの1週間で、日本のスーパーマーケットの米の価格は5キロあたり平均4214円*に達し、前年同期の2倍以上になったと報道。そして、これを受け、政府は備蓄米に手を付けるという異例の措置を取らざるを得なくなったと伝えた。記録的な猛暑、パニック買い、そして流通問題による価格高騰を食い止めるため、3月には備蓄米21万トンの放出を開始したものの、この措置はほとんど効果を発揮していないと結んだ。*4月20日までの1週間で4222円に達した
Japan’s deadly heat ‘will end summer sports’ by 2065 猛暑により2065年までに夏のスポーツは終焉へ
「タイムズ」紙(電子版)は4月15日、極度の暑さと湿気により、すでに年間1250人の熱中症による死亡が発生している日本について、2065年までに気温上昇で多くの地域で野球などの夏季のスポーツが困難になるとの最新の研究結果を報じた。
Calls grow in Japan to scrap time limit on civil suits over childhood sexual abuse 児童性的虐待に関する民事訴訟の時効廃止の声が高まる
「インディペンデント」紙(電子版)は4月16日、性的暴行の被害者が民事訴訟を起こせるのは現行法では3年以内とされているが、被害を受けた際の年齢や心的負担を考慮し、時効撤廃もしくは延長を求める声が高まっていると報じた。
Japan reports a $63 billion trade surplus with the US as it talks with Trump on tariffs 日本が米国との貿易収支は630億ドルと報告
「インディペンデント」紙(電子版)は4月17日、トランプ米大統領と関税について協議中の日本が、対米貿易収支で630億ドル(約9兆円)の黒字を記録したと報道。対米黒字を背景に、日本は関税問題について難しい交渉に臨んでいると伝えた。
California passes Japan as fourth largest economy 米カリフォルニア、日本を抜いて第4位の経済大国に
BBC(電子版)は4月25日、日本の国内総生産(GDP)がカリフォルニア州に抜かれ、世界第5位となったと報じた。IMFと米経済分析局のデータによれば、同州の2024年のGDPは4兆1000億ドル(約635兆5000億円)に達したという。