ニュースダイジェストの制作業務
Sun, 26 June 2022

小林恭子の
英国メディアを読み解く

小林恭子小林恭子 Ginko Kobayashi 在英ジャーナリスト。読売新聞の英字日刊紙「デイリー・ヨミウリ(現ジャパン・ニュース)」の記者・編集者を経て、2002年に来英。英国を始めとした欧州のメディア事情、政治、経済、社会現象を複数の媒体に寄稿。著書に「英国メディア史」(中央公論新社)、共著に「日本人が知らないウィキリークス」(洋泉社)など。

ジョンソン首相信任投票で勝利「安泰」か?

「傷を負った勝利者」。「タイムズ」紙(6月7日付)は1面のトップ記事で、前日に行われた与党・保守党の党首信任投票で過半数の支持票を獲得したボリス・ジョンソン首相をこう呼びました。「i」紙も「フィナンシャル・タイムズ」紙も「傷を負った」(wounded)という表現を使っています。保
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ロンドンに新線エリザベス線がいよいよ開通

5月24日、ロンドンの東西をつなぐ新線「エリザベス線」が一部開通しました。イメージ・カラーは紫色。総工費188億ポンド(約3兆円)をかけた、欧州で最大規模のインフラ・プロジェクトの一つと言われています。
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北アイルランド議会選 シン・フェイン党、躍進初の第1党に

5月5日、英国各地で統一地方選挙が一斉に行われましたが、最大の注目を集めた選挙は北アイルランド議会選(定数90)でした。北アイルランドが誕生した1921年以降、英国による統治継続を望むプロテスタント系政党が一貫して北アイルランド議会の主導権を握ってきたのですが、今回の選挙でプロテスタント系の民主統一党(DUP)は25議席で2位に転落。隣国アイルランド共和国と北アイルランドの統一を掲げるカトリック系のシン・フェイン党が27議席を獲得して、初めて第1党になったのです。
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難民申請者をルワンダへ移送新政策に非難殺到

「1月1日以降英国に不法入国した人は、今日からルワンダに移送される可能性があります」。4月14日、ボリス・ジョンソン首相が議会でこう述べたと知り、思わず「ルワンダ?」と耳を疑いました。英国から約6500キロも離れたアフリカ東部の国への移送とは、一体どういうことなのでしょう。
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公共サービス放送チャンネル4が民営化へ

昨年夏、政府はチャンネル4の将来について意見募集を行い、今年4月上旬、売却を決定しました。メディア環境が激変するなか、「政府所有という形態がネットフリックスやアマゾンなどの大手ストリーミング・サービスとの競争の足かせになっている」が、売却によって「公共サービス放送として長期に繁栄するためのツールと自由を得る」ことになる、とナディーン・ドリス文化相は手放す理由を説明しています。2024年の総選挙前となる来年末までの売却を目指しているそうです。
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イランで長期拘束のナザニンさんが帰国

イランに長期拘束されてきたナザニン・ザガリ=ラトクリフさん(43)の顔は、メディア報道を通して、在英の私たちにとってなじみ深いものになりました。英国とイランの二重国籍を持つナザニンさんは、2016年春、娘のガブリエラちゃんと一緒に休暇でイランを訪れていたとき、イラン政府転覆の容疑をかけられ、禁錮5年の刑が言い渡されました。21年4月には反政府プロパガンダを流した罪で1年の禁錮刑と国外への渡航が禁止され、約6年にわたって英国に住む夫のリチャード・ラトクリフさんや娘と離れ離れの生活を送ってきたのです。
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ウクライナ侵攻で不正資金の取り締まり強化

英政府はウクライナに対する経済及び人道支援、武器供与を提供するほか、ロシアに対するさまざまな制裁を急展開で発表してきました。侵攻初日には100以上のロシアの銀行、企業、実業家などに対する制裁措置を決めています。
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地域の経済格差是正化に向けた白書

英国は地域格差が非常に大きな国の一つです。財政研究所(IFS)の2020年の調査によると、地域ごとの世帯当たりの国内総生産(GDP)をほかの先進国26カ国と比較すると、英国の地域格差が最も顕著となりました。
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エネルギー価格高騰54パーセントの上限引き上げ

昨年来、筆者はガスや電気会社からの請求書を見て、どうしてこんなに上がっていくのか不思議に感じました。振り返ってみると、昨年夏ごろから、英国は「エネルギー危機」に襲われていたのです。国際的に天然ガス市場がひっ迫したことによって、小規模の電気やガス・サービスを提供する企業が次々と破綻する報道がありました。現在までに29社が店じまいをしたそうで、400万人近くの顧客が影響を受けたといわれています。電気料金も上がりました。また、運転手不足のためにガス供給が滞るようになって、ガソリンスタンドに車が列をなしました。
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郵便局の不祥事冤罪賠償で巨額税金を投入

日本の郵便局と英国の郵便局では、趣がだいぶ違いますよね。英国では新聞・雑誌や文房具、お菓子などが販売されている小売店の奥に郵便局の窓口があります。「ここが郵便局」と言われて、在住当初は「?」と思ったものです。
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