探偵殺害事件 34年後の今も未解決過去に5回の捜査
「ロンドン警視庁には、一種の『組織的腐敗』がある」。6月15日、クレシダ・ディック警視総監率いる警視庁に非常に厳しい判定が出ました。この判断を下したのは、1980年代末にロンドンで殺害された探偵ダニエル・モーガンさんの事件で、いまだに誰一人有罪者が出ていない理由を調査した、独立委員会のヌアラ・オローラン委員長です。
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グレンフェル・タワーの悲劇火災発生から4年責任追及の調査が続く
ロンドン西部の高層公営住宅グレンフェル・タワーで発生した72人が亡くなる痛ましい火災事故から、6月14日でちょうど4年。火災でこれほどの数の犠牲者が出るのは第ニ次世界大戦以来だそうです。
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ダイアナ元妃とBBC「パノラマ」その背景とは
「私たちの結婚には、3人いました」「ですから、ちょっと混んでいましたね」。故ダイアナ元皇太子妃がジョークを交えてこんな発言をする動画を見たことはないでしょうか。
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英地方選が終了独自の歩みを進める自治政府
5月6日、英国各地で地方選挙が行われ、開票結果が判明するまでの数日間この話題で持ち切りとなりました。
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頓挫した欧州スーパーリーグ何が問題だったのか
「ファンを裏切った」、「犯罪行為に等しい」。そんな声が次々と表明され、あっという間に消えていったのが、「欧州スーパーリーグ」(ESL)構想です。欧州サッカー界の強豪クラブが参加する新たなリーグの設置は、発表から数日で頓挫してしまいました。一体何が問題視されたのでしょうか。
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英金融サービス企業グリーンシルの破綻 政界との深い結びつき
先月初旬、英金融サービス企業グリーンシル・キャピタルが破綻し、大きな波紋を広げています。「タイムズ」紙の報道によると、デービッド・キャメロン元首相はリシ・スナク財務相に「テキスト・メールを送り」、同社の利を図るために「ロビー活動をした」そうです。キャメロン氏はグリーンシルの顧問でした。ロビー活動自体は違法ではありませんが、元首相が現財務相に直訴とは、並々ならぬ熱意です。一体どんな会社なのでしょう。
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10年に1度の国勢調査 性自認は今年初
今年は、10年ごとに実施される国勢調査の年に当たります。「国勢調査日」として設定された3月21日、イングランド、ウェールズ、北アイルランド地方に住む人は所轄の統計管理当局のウェブサイト上で、世帯ごとにあらかじめ送られてきたアクセス用コードを入力し、名前、年齢、人種、職業、家族構成などをオンラインで記入するよう要請されました。
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ヘンリー王子夫妻が仰天インタビュー王室の内情を暴露
ヘンリー王子と妻のメーガン妃が米人気司会者オプラ・ウィンフリー氏のインタビューに応じた特別番組が3月7日米CBSで、翌8日には英ITVで放送されました。夫妻の番組出演は英国内外で大きな反響を呼びましたが、興味深いのが英米での評価の違いです。英保守系大衆紙「デーリー・メール」は「一体、なんてことをしてくれたんだ」とする見出しを1面に掲載(9日付)。メディアを通して王室の内情を暴露したことへの怒りが伝わってきます。
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性的暴行疑惑でスコットランド前首相と現首相の対立が深まる
スコットランドの政界が大きく揺れています。長年、「名コンビ」と言われてきた現自治政府首相のニコラ・スタージョン氏(スコットランド民族党SNPの党首)とアレックス・サモンド前首相(同前党首)ですが、昨年無罪判決が出た、サモンド氏の性的暴行疑惑事件の調査を巡って対立し、事態が泥沼化しています。
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18 February 2021 vol.1573
バイデン米政権発足英国との「特別な関係」はどうなるか
先月、ジョー· バイデン米大統領による新政権が発足しました。バイデン氏(民主党)は、18世紀後半の米国の建国から第46代目の大統領になります。
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