ニュースダイジェストのグリーティング・カード
Thu, 12 December 2024

ニュースダイジェスト主催 フォトコンテスト2018 受賞者発表!

カメラかけがえのない旅の思い出から何気ない日常のふとした発見まで、今年も多くの力作が届いた、ニュースダイジェスト主催のフォトコンテスト2018。いよいよ栄えある受賞作品の発表です。今年は家族を被写体にした作品が数多く寄せられました。それでは、受賞者の皆さんによる思いのこもった写真を見ていきましょう!

テーマ「2017〜2018年の思い出」

王冠マチュア部門大賞

「ハイジ」
藤岡 聖陽さん 英国

「ハイジ」藤岡 聖陽(きよはる)さん

夏に家族でスイスへ行った際に撮影しました。マッターホルンを前に、息子が大好きなブランコで遊んでいる様子を残したくて、角度やタイミングを変えて何度もシャッターを切りました。2歳の息子が山をしっかり見ている点が特に気に入っています。まさか大賞を貰えるとは思いませんでした。応募を強く勧めてくれた妻に感謝です。

審査員コメント

遠近法を効果的に使った素晴らしい作品です。小さな子供を雄大なマッターホルンの前に配置し、しかもその山を子供が見下ろしているように撮影。青い空に子供が浮かんでいる構図も良いです。まさにタイトル通り、「ハイジ」のオープニングに出てくるようなユニークな、そしてよく考えられた写真ですね。

王冠 キッズ部門大賞

「いちごだいすきおにいちゃん」
加藤 立佳さん(6歳)英国 

「いちごだいすきおにいちゃん」加藤 立佳さん(6歳)

今年の5月に家族みんなで車に乗っていちご狩りにいきました。とっても大きないちごがいっぱい採れました。真っ赤で、甘くて、すごくおいしかったです。いつもはあんまり笑わないおにいちゃんも、いちごが大好きだから「うれしい」ってにこにこしていたので、写真を撮りました。

審査員コメント

本当にいちごが大好きな様子が男の子の表情から分かりますね。こんなにいっぱい収穫したという達成感にあふれた満足げな笑顔が、うまく切り取られています。これを撮影したのが妹さんというのも興味深いです。家族ならではのリラックスした表情と親密な時間が作品から伝わってきます。

「世界で最も美しい町」
佐藤 祐平さん イギリス 

「世界で最も美しい町」佐藤 祐平さん

チェコの南ボヘミア州に位置するチェスキー・クルムロフは町そのものが世界遺産。爽やかな夏空と鮮やかな森林に囲まれたルネッサンス時代の雰囲気が色濃く残る町並みを、目一杯ファインダーに閉じ込めてシャッターを切りました。「世界で最も美しい町」と称される場所の雰囲気が少しでも見る人に伝わればと思います。

審査員コメント

「世界で最も美しい町」の言葉そのものの完成度の高い写真です。空の青色を鮮やかに再現し、眼下に広がる家々を広角レンズで撮影することで緑に囲まれた町を強調。日中のコントラストの強い時間帯に撮影することで、夏の日差しが強調され、川の流れから爽やかな夏の風までも感じられるようです。 by JSTV

「Watching From Above」
アブドウラヒモフ 彩子さん イギリス

「Watching From Above」アブドウラヒモフ 彩子さん

片道約2時間の山登りの末たどり着いたノルウェーのプレーケストーレン、ここから見るフィヨルドは絶景でした。同宿のイギリス人夫婦がこの日ボート・ツアーに参加すると言っていたので、あれかなぁと思いながら撮りました。今夏一番感動した景色なので、このような形で思い出に残せて本当に嬉しいです。

審査員コメント

断崖絶壁、弧を描く船、そして撮影者の立っている位置。この3つのロケーションによって写真の距離感が表現されている、素晴らしい構図の写真ですね。また、旅行の一コマに見られる、それぞれの位置にいる人たちのそれぞれのストーリーが、何気なく語られているのも面白いと思いました。by KOTOHA

「X’mas illumination in London」
渡邉 一正さん 英国

「X’mas illumination in London」渡邉 一正さん

3年連続入賞ありがとうございます。宝酒造で乾杯予定です(笑)。毎年年末になるとLondon の大通りはX'mas イルミネーションで一気に輝き、別次元の美しさになりますよね。通りを歩いているだけで毎日感動です。それを会社帰りに撮りました。普段からいつもカメラを持ち歩き、そういった感動を記録するようにしています。

審査員コメント

昼が終わり、夜が始まる都会のわくわくする時間帯が青色のトーンで幻想的に表現されています。大通りのデコレーションが手前にくっきりと浮かび上がって不思議な遠近感が生まれ、赤信号やバスのブレーキ・ランプ、タクシーのヘッドライトが鮮やかなアクセントとなったモダンな作品ですね。 by Takara Shuzo

キッズ部門入賞

「じーじばーば、CHEESE!!」
ピラヤ なおみさん(11歳)英国 

「じーじばーば、CHEESE!!」ピラヤ なおみさん(11歳)

夏休みに日本に帰ったときに、鳴門の渦潮を見に行きました。そこでコンテストに応募する写真を撮っていたら、すごい風に吹かれてばーばの髪の毛がぼさぼさになったのが面白かったので、それを撮ろうとしたら後ろからじーじが覗いてきました。本当は一番になりたかったけど、いい写真が撮れたからうれしかったです。

審査員コメント

離れて暮らす孫に会えたうれしさ、カメラを持てるくらいまで育った孫に成長を感じた喜び、そんなじーじとばーばの愛情が感じることができました。サングラス越しにもじーじのほころぶ目元が容易に想像できます。お孫さんでなければ撮れないであろう、まさにキッズ部門に相応しい作品だと思います。by SAKAI Kuwahara Moving Service UK Ltd.

キッズ部門入賞

「下から見てみた」
森川 桜希さん(10歳)英国 

「下から見てみた」
森川 桜希さん(10歳)

受賞できてとてもうれしいです。夏休みにフランスのモネの家の庭で、花を下から撮ってみました。形のきれいな花を選び、周りに人がいないことに注意しながら撮りました。花びらが透き通って見えるところが気に入っています。僕は旅行で写真を撮るのが好きです。これからも景色の写真をたくさん撮りたいです。

審査員コメント

バランスや色も美しく、茎を長めに見せることで可憐な花をとてもよく表現できていると思います。花を裏側から見るという視点にも驚きました。見慣れている角度からではなく、視点を変えるという柔軟性をこれからも持ち続けて欲しいです。1本の花からも様々な発見があると教えられる一枚です。by WA café

キッズ部門入賞

「つばめの子」
ヘインズ 朋樹さん(11歳)イギリス 

「つばめの子」ヘインズ 朋樹さん(11歳)

入賞できてうれしいです。5月の終わりごろ家族とフランスに行ったときに撮りました。毎年同じ納屋でつばめが巣を作っています。大きくなった子供が巣からはみ出て落ちそうだったので、驚かさないようにゆっくり動きながら撮りました。つばめの表情がかわいくて好きです。これからも色々な写真を撮っていきたいです。

審査員コメント

つばめが巣を作るような高いところに登って撮影されたのですね。かなり近寄りストロボも発光されています。こちらを見ている愛くるしい目、そして私たちが普段見られない動物の生態を、これ以上ない撮影方法で切り取ったショットです。これからもどんどん撮影にチャレンジしてください。 by Paris Miki

キッズ部門入賞

「すてきな山」
吉田 美咲さん(11歳)英国 

「すてきな山」吉田 美咲さん(11歳)

賞をもらえたと知ったときは本当にびっくりしたけど、とてもうれしかったです。 この写真は、今年の夏休みにスイス旅行したときのもので、ハイキングの休憩時に寝転がって撮りました。手前の草がぼやけているのに遠くの山が奇麗に写っている所が気に入っています。絵はがきみたいな風景写真をもっと撮っていきたいです。

審査員コメント

立った姿勢で撮影されたものではなく、まるで植物の間に生息している昆虫のような視点で撮影されているところが新鮮に映りました。ダイナミックな景色を前にすると、視点が広がる風景にいきがちですが、そこに咲いている植物にも目を向けたところが面白いと思います。by Paris Miki

審査員総評

今年も素晴らしい作品が勢ぞろいし、大変審査の難しいコンテストでした。マチュア部門では構図の決め方を含め技術的に洗練されたハイレベルな作品が集まりました。キッズ部門についても大人とは異なるピュアな視点で切り取られた、勢いのある作品が多かったです。

受賞作品は日本語テレビ局JSTVで、2019年1月3週目より順次放送予定


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キヤノンヨーロッパ / 宝酒造株式会社 / NHK Cosmomedia (Europe) Ltd.
KOTOHA / WA Café / Paris Miki / SAKAI KUWAHARA MOVING SERVICE UK LTD


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前谷 恩頼人さん「UK Red Arrows @RIAT 2018」 前谷恩頼人さん

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