ニュースダイジェストの制作業務
Tue, 21 March 2023

別視点から見る新たな魅力!
ロンドンを深掘りするユニーク体験4選

2023年の新春号特集で、英独仏の今年訪問したい旅先について触れたが、もちろん大都市ロンドンにもまだまだ知られていないたくさんの魅力が眠っている。ここでは地上を歩くだけの観光に飽きた人へ向けて、空中や地下からロンドンを体感できるツアーや場所を紹介しよう。
※ 最新の料金とスケジュールの詳細はウェブサイトで確認を

地下から見る

カナルで地下トンネルを往く

ロンドン北部を流れるリージェンツ・カナル(運河)は、貨物や石炭を運搬する重要な経路として1820年に開通。テムズ川同様、産業革命期のロンドンの発展に貢献した。そうした運河の歴史や文化を展示するロンドン運河博物館では、ナロー・ボートで運河を行くツアーを通年開催している。約880メートルのイズリントン・トンネル内を20分かけて進むのが、このツアーの目玉だ。おしゃれなショッピング・エリアであるエンジェルの地下をボートでひっそりと進む。トンネル上部にときどき開いている、小さな空気孔の穴から差す光以外は、ボートの小さな明かりだけが頼り。全体の所要時間は1時間弱で、旅のほとんどはトンネルの中ではあるものの、ボートは屋根付きなので悪天候でも楽しめる。ガイドがトンネルと運河の歴史について語ってくれる。

Tunnel Boat Trips
£12
www.canalmuseum.org.uk/whatson/tunnel-trip.htm
予約は上記のリンクから受け付け

メール・レールが走っていたトンネルを歩く

ロンドンの地下に郵便物を運ぶ専用の郵便鉄道(メール・レール)が走っていたことをご存知だろうか。20世紀のロンドンは、濃霧と人の往来の激しさにより、鉄道駅とロンドンの主要な郵便局間の郵便物配送が毎回大幅に遅延し、問題視されていた。そこで法律や設備が整えられ、1927年に市内の主要郵便局8駅を結ぶ自動運転のメール・レールが運行を開始。渋滞に巻き込まれることなくスムーズな配達に一役買っていたのだが、地上オフィス数の減少により2003年で閉鎖された。所要約1時間15分のツアーでは、専門ガイドが先導しつつ、メール・レールの建設初期から20世紀半ばの全盛期、そして閉鎖までの秘密や、運行に携わったスタッフの苦労話などを解説。参加者は実際に使用されていたトンネルや線路、駅のプラットホームを自分の足で歩くことができる。

Tunnel Walks
£60
www.postalmuseum.org/event/tunnel-walks
開催日は月3日以上、各日3〜4本。
予約は参加月の2〜3カ月前に開始

空から見る

タワー・ブリッジのガラス床に立つ

テムズ川にかかるその姿はロンドンの象徴ともいえる、定番観光スポットの一つタワー・ブリッジ。長さ244メートル、左右の塔の高さは65メートルあり、朝夕に2回開橋する跳ね橋だ。2021年5月には両塔をつなぐ上部通路の床の一部がガラス張りになり、大きな話題を呼んだ。訪問者は44メートル上からテムズ川の流れと、真下を走る2階建てバスやブラック・キャブなどを眺めることができる。ガラスはゾウ1頭分の重さがあり分厚くて頑丈なので、飛び跳ねても大丈夫だそう。実際、この上部通路ではさまざまなイベントが開催されており、これまでにもロンドンの景色を眺めながらのヨガ・クラスや、子どものお絵かき教室などが開かれた。もちろんただ散歩をするのもOK。ペット可なので、愛犬と一緒にテムズを眼下に、ロンドンの街を一望してみては。

Tower Bridge
£11.40
(サザーク、タワー・ハムレッツ、シティ・オブ・ロンドンの住人は£1)
www.towerbridge.org.uk

360度見渡せるルーフ・トップに登る

「カメラは禁止、携帯はOK」な超身軽な格好で臨む、約1時間30分のルーフ・トップ・ウォーク・ツアー。登る場所は有名ミュージシャンのライブが開催される国内有数のスタジアム、O2アリーナ(The O2)だ。ガイドが一緒に登りながら、グリニッジやカナリー・ワーフなどランドマークを紹介してくれるので、高いところが平気な人にはぜひおすすめ。最高地点は地上52メートルで、最大斜度は30度とかなりの急斜面を上り下りする。昼間、夕焼け、日没後と三つの時間帯に登れるので、写真に収めたい時間を選んでいくのがベスト。また、シャンパン付きの特別パッケージ・プランなどもあるので、特別な1日にしたい人はウェブサイトから詳細を確認してほしい。なお、靴を含む必要な装備は用意されているが、寒さ対策のために冬期は手袋やニット帽を持参するのが安心だ。

Up at The O2
£35〜42(通常ツアーのみ)
www.theo2.co.uk/up-at-the-o2/climb
当日現地でチケットを購入できるが事前のオンライン予約がおすすめ

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