しかし、フランスの年金問題による交通機関のストライキも重なり、大学に訪れる学生は少なく、12月に入っても以前殺伐としている。
先週2週間ぶりに、大学に訪れたのだが午前中の授業に訪れた生徒はまずか数名。訪れた学生はいずれも留学生だった。 教えられる側から、教える側に回ってみるといろいろと学ぶことがある。僕が大学の講師になって今年で4年目だが、その間に学んだことはふたつ。ひとつは「人生は一生勉強」ということ、もうひとつは「若い学生は可能性と希望をひめているが、若い間の勉強の期間が非常に重要」だということだ。
可能性と希望に満ちあふれた若い学生たち。昨年は彼らのパワーが「初期雇用契約(CPE)」法案を打ち負かしたが、今年は学生の本分となる教育に関連しているだけに、政府に抗議をするのはかまわないが、勉強も平行して行ってほしいというのが切実な願いだ。
交通機関がストライキを行えば、利用者に迷惑が掛かるが。学生が授業をボイコットすれば、それは学生自身に負が跳ね返ってくる。社会人になって、家庭を持ってからも確かに勉強はできるが、若い学生時代のように自由に使える時間は無くなる。そういった意味で勉強だけに、打ち込める期間は短い。授業料が高くなれば入学が難しくなるのはわかるが、それに対しての抗議にはストライキではなくもう少し知的な解決策を見つけるべきだと思う。



(photo by Jimmy)








