フランスで毎月第1日曜日は、美術館や博物館など国が運営するものには無料で入場できる。フランスの通貨がまだフランス・フランの頃は、美術館等の入場料はそれほど高いと感じたことがなかったが、ユーロ高騰+インフレのここ数年は「お散歩ついでにぶらりとXXXに行こうか」などといえなくなった。むしろ、「来週あたりXXXに行こうかなと思うんだけど」と家庭の大蔵大臣にお伺いをてて計画を練らなければいけない時代である。
ということで、月の第1日曜日の無料スポットは大混雑、特に美術館や博物館は観光客の他にも地元民でごった返し。
しかし……実は「凱旋門」もこの日は無料なのですが、なぜかがらがら。ということで、20年前に登ったっきり、ご無沙汰の凱旋門に行ってきました。
「凱旋門」とは、古代ローマ時代に軍事勝利を納めた将軍や皇帝が凱旋するために造られた門の呼称で、フランスの凱旋門はナポレオン・ボナパルト(1769年8月15日-1821年5月5日)の命により造られたもの。しかし、完成した1836年にはナポレオンは、すでに死去しており、結局彼が門をくぐったのは1840年にパリに改葬された時であった。
ちなみに正式名称は「エトワール凱旋門(Arc de triomphe de l'Etoile)」。シャンゼリゼ通りなど凱旋門を中心に12本の通りが放射状に延びている様が「星(Etoile)」のようなことから、エトワール広場と呼ばれていたが、現在は「シャルル・ド・ゴール広場」と呼ばれており、凱旋門だけが「エトワール」の名前を残している。
さらに、チュイルリー広場とルーブル美術館の中間に位置する「カルーゼル凱旋門」、「エトワール凱旋門」の直線上に存在する「新凱旋門」は、日本での呼称で、実際に「新凱旋門」は「戦勝アーチ」では無いので、フランス語の正式名称は、フランス国の標語「Liberté, Egalité, Fraternité(自由、平等、友愛)」の中から「友愛」をとり「Grande Arche de la Fraternité(友愛の門)」となっている。
凱旋門について:http://www.monum.fr/m_arc/indexa.dml?lang=fr

シャンゼリゼ通りから見る凱旋門
(Photo:Jimmy)

シャンゼリゼ通り、奥に見えるのはチュイルリー広場の観覧車。
(Photo:Jimmy)

凱旋門の展望台から見るエッフェル塔。
(Photo:Jimmy)

日本では「新凱旋門」の呼び名で親しまれている「Grande Arche de la Fraternité」
(Photo:Jimmy)

エトワール凱旋門の下には、第一次世界大戦で戦死した無名兵士の墓が納められている。
(Photo:Jimmy)








