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dim 19 novembre 2017

シャンベリーようこそ我が町へ

ローヌ=アルプ地域圏サヴォワ県シャンベリーから


サヴォアから富士山へ!太陽エネルギー自転車の旅 

今年の夏、私の周りではちょっとした話題になった人がいました。「フロリアンは、今どのあたりを走っているのかしら?」と。

2010年6月、フランスのスキーリゾートで有名なサヴォア地方を自転車に乗って出発した1人の若者がいました。彼の名はFlorian Bailly(フロリアン・バイリー)。26歳。フランス人、アルベールビル生まれ。職業はサヴォア県議会広報課勤務の公務員です。

彼は今、太陽エネルギーを利用している自転車での世界横断に挑戦しています。100日間かけてフランス、サヴォア地方から、イタリアに抜け、東ヨーロッパ(スロベニア、セビリア、ルーマニア)を通り、カザキスタン、ロシア、中国……そして船に乗って日本に渡る予定です。最終目的地は、日本のシンボル富士山。フランスから日本まで13000kmにおよぶ自転車での旅には、どんなメッセージが含まれているのでしょう?

自転車で世界横断

このプロジェクトは「Sur la Route du Soleil levant(日出ずる国への道)」と名付けられています。フランスでは、日本のことを日が昇る国と呼ぶ表現があるのも理由のひとつかもしれません。この度における彼のパートナーである自転車は、INES(フランス国立太陽エネルギー研究所)のエンジニアが設計し、自転車メーカーやモーター会社の協力を得て特別に作成された未来型エコ・サイクリングなのです。ソーラーパネルを装備した自転車は、モーターの代わりに電気バッテリーが使用されています。

ソーラーパネル装備の自転車

3つのバッテリーを装備させ、移動中も充電が可能です。従来のVTT+荷台に比べると速く走ることもできます。1日130~160kmを走行できるキャパシティを持っており、「この挑戦は、スポーツとテクノロジーを融合させた冒険なのです。従来の旅の方法に革命を起こすかもしれません」と、バイリー氏を始めとするスタッフはホームページで語っています。

今現在、旅は続いているのですが、ハプニングはつきものです。自転車が故障してまったく動かなくなってしまい、フランスから技術担当者が急きょ修理に出向いたこともありました。

13000kmの中間地点では日本人の加藤氏に出会ったそうです。加藤氏は日本からヨーロッパに向けて自転車横断の旅をしている青年。同じような目的を持った2人がお互いの旅路の中間地点で出会うとは何という偶然でしょうか?

中国に入ったバイリー氏のコメントには思わず笑ってしまいました。「中国の人は、自分と見たこともない自転車に興味津々なのか、少しでも停止すると、人が寄ってきて勝手に自転車や僕の持ち物を触り始めるんです」。文化の違いに日々悪戦苦闘を強いられているようですが、旅は順調に進んでいます。

バイリー氏の旅の様子は、随時更新されるホームページを通して見守ることができます。フランス語が分からなくても旅の写真やおいしそうなお料理の映像などを眺めるだけでも楽しめます。

バイリー氏!がんばれ!

 
● 公式サイト
Sur la Route du Soleil levant
florianbailly.typepad.com

エヴルー由布子さんエヴルー由布子
東京都出身。サヴォア地方に暮らし始めて3年目。日本人には観光地としては馴染みが少ない地方ですが、遊びに来た人は必ず気に入ってくれます。そのお手伝いをするのは私の楽しみです。
 

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