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フランスニュースダイジェスト
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jeu 17 mai 2012

マルセイユようこそ我が町へ

プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏ブーシュ=デュ=ローヌ県マルセイユから

マルセイユの名物 - 「食」と「なまり」を一度に味わえる場所!

フランス地図マルセーユ

南の街からこんにちは。

マルセイユは地中海に面した南仏最大の街。この海の向こうはすぐにアフリカ大陸、昔から貿易港として栄え、今でもいろいろな移民が暮らすコズモポリタンな港町です。

他の街に比べるとちょっぴり危ない雰囲気もありますが、地元マルセイユの人々は「マルセイユに居るのは、みんなマルセイユ人だ!」と笑顔で迎えてくれるので、すぐにこの街になじめてしまうのです。青空の下で片手にパスティス持ちながら、マルセイユなまりでダラダラおしゃべり。 こんな「マルセイユスタイル」がいたるバーで見受けられるのです。

さて、このマルセイユを紹介するにあたってまず一番「マルセイユらしいものは何か……」と考えてみますとやはり「地中海で獲れる魚」かなと。

世界三大スープの1つ、ご存知「ブイヤベース」はマルセイユのご当地名物として知られています。 いろいろな店で「ブイヤベースなるもの」を出していますが、実は規定に沿って細かく決められているのです。

★「食べる魚」は、地中海で獲れるものにかぎられ、海老や貝類は入れてはならない。
★これらの魚を4種類以上は必ず使う事。アナゴ、ホウボウ、カサゴ、マトウダイ、タラ……etc。
★「スープの出汁」は小魚でとること。 (この小魚の種類も決められている)

とまぁ、こんな具合なのですが、実は地元の人たちはあまり食べていないのが現状。どうやら観光客のためのお料理、といった感じですね。

それでもマルセイユの人々は魚が大好き!
毎日「vieux port(旧港)」の付近では魚市場が軒を並べ、その日に獲れた新鮮でおいしい魚を安くご提供!

今回はそんな魚市場にカメラを向けてみました。

地下鉄1番線の出口を出るとすぐに魚市場があります。
この日もいつもの通り青い空にカモメがにぎやかに飛んでいます。
「どれどれ、今日の魚はイキがいいかな…」
マルセイユおじさん達は魚を冷やかしはじめます。

マルセイユのおじさん達

並べられた魚。
よーく見るとびちびちはねていたりして「まだ生きてる!」とビックリ。 たまにそばを歩いてると魚のしっぽではねた水が顔にかかる事も…(笑) 「ほら、新鮮でしょ?アァ〜?」と魚達をじっくり吟味する売り子のマダム。

並べられた魚
並べられた魚

生きてるエビ!
これはオマール海老かしら…?

オマール海老?

こちらのスタンドはちょっとグロテスクな魚を扱う所。
これはアンコウかな?目だけがギョロギョロ動いていました!

アンコウ?

そこへ漁を終えたおじちゃんが帰ってきました。
「ほら、また獲れた、今日は大量だなぁ、アァ〜?」
先ほどのマダムに獲れたての魚を渡しています。
「メルシーアァー?」とマダム

大漁?
大漁?

なんと、こんなにぴちぴちで1キロ1ユーロ!!
隣の魚はマルセイユでよく見かける魚です。

1キロ1ユーロ

「おう嬢ちゃん、写真撮ってるのかぁ、アァ〜??かっこ良く撮ってくれよな、アァ〜?」
この「アァ〜?」はマルセイユなまり。

一度聞いたら忘れられないなまり……、
普通のひとはともかく「漁師」「大工」など、「ガテン系」の職業に就くひとはとにかくなまりが強い!

「マルセイユなまりは何を言ってるか全然分からない!」という人がいるけれど、気さくな喋り方なので、何となく通じてしまう事もしばしば……。マルセイユに来たら一度はこのなまりを聞いて欲しいです。

魚と同様、この「なまり」もマルセイユ特産の1つです…

かっこ良く撮ってくれよな、アァ〜?

「ほら見て、えらの部分新鮮なのよ!お安くするわよ!アァ〜?」 と、写真を撮りながら立ち話をしていたら何となく手ぶらじゃ帰れない雰囲気になり… 1キロ買ってみる事にしました。
そうしたらなんと「おまけ!」と言いながら12匹も!!

おまけ12匹!

どうやって料理しようかな…♪

今回買ったのは「pageot」という魚。 日本名は分からないのですが、白身魚です。

今回はプロバンサル風グリルにしてみました。

プロバンサル風グリル

レシピ (すべて適量)
● pageot (白身魚なら何でも大丈夫…鱈とかおいしいです)
● トマト
● レモン
● タマネギ
● オリーブオイル
● プロバンサルハーブ
● 塩こしょう
1. 白身魚をトレーに載せ、水分を取る。
2. まんべんなくレモン汁を振りかける。
3. スライスしたタマネギをチラシ、その上にトマトの輪切りを乗せていく。
4. プロバンサルハーブと塩こしょうをふりかける。
5. 熱したオーブンで15分くらい焦げ色がつくくらいに焼く。

ライスと一緒に召し上がれ!アァー?(笑)

いかがでしたか?今回のマルセイユ。
青い空と透き通る海、人懐っこいマルセイユ人の日常をこれからもお伝えして行きますので、宜しくお願いします。

● パリからマルセイユへのアクセス
パリから飛行機で1時間30分ぐらい、電車ではパリ、リヨン駅からは、TGVまでおよそ3時間。
● 魚市場へのアクセス
メトロ1番線(青いライン)Vieux Portにて下車。改札を出て右側の階段を上るとすぐ。 ※平日午前中開催しております
 
福井さん福井れいこ
Marseilleに魅せられて早7年。マルセイユを日本に知ってもらうため、すてきなモノを探し歩く日々。好きなものは51(マルセイユのお酒)、好き なサッカーチームはL'OM(マルセイユのチーム)風呂場にはマルセイユ石鹸……、と既に「マルセイユ人」顔負けのマルセイユ人っぷり。ひっそりコラムはじめました。フランス, コンメーム。
http://francequandmeme.wordpress.com/
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