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lun 21 mai 2012

10. フランスの当座預金

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日本と違って小切手社会のフランスでは、会社だけではなく一般個人も小切手を持つことが出来るので(日本でも不可能ではないが、審査が厳しいのでまず無理)、フランスに口座を持っている人のほとんどは当座預金(Compte courant)を開設しているだろう。当座預金では小切手による支払いはもちろん、カードによる決済、ATMや銀行窓口で自由に現金の出し入れも可能。つまり日本でいう普通預金と当座預金が合体したような口座で、実に便利である。

昨年からの金融不況で株式市場が低迷している今、当座預金を上手く活用してみてはどうだろう。Compte courant rémunéréという利息の付く当座預金があるが、最近では3%前後に利率を上げて売り出している銀行がある。理由には、株式市場の低迷により①安全性の高い預金口座へ人々のお金が流れ込むこと、②今年の1月1日からフランス内の全ての銀行でLivret A の取り扱いが開始され、ますます預金の取り込み合戦が高まっていることが挙げられる。ただし、これには注意が必要。○年○月○日まで何%という期間限定の利率だということだ。

いずれにしても、便利で高い利率を提供してくれるのなら預金者にはありがたい。他にも手数料を取られてしまうが、口座開設契約に応じて一定金額までは残高がマイナスになってもOKなので、万一入金し忘れても大丈夫。Livret Aのような、預金額の制限もない。オンラインで他口座への振り込み振替なども出来る。

とまあこのように便利なものなら一定期間の高利率でも、次の預入先を決めるまでの待機預金として預けておくのもいいだろう。ただし利息には税金が掛かるので、実質利率は表示されている数字よりは低くなることに注意。

 
續 恵美子(Tsuzuki Emiko) ファイナンシャルプランナー
海外居住に伴うお金の悩みを解決するための相談役。2005年よりフランス・イエール市在住
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