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新設学校法人GGI Groupe Global Institution
dim 26 juin 2016

今井礼欧さん和製欧州ビール その名も “欧和”

今井礼欧さん
Leo Imai
Chef brasseur, President

生年月日 1973年10月20日
肩書き 欧和醸造責任者
経歴 1996年、東京理科大学卒。大手ビール会社勤務後、渡欧。ドイツの醸造所で醸造技術者として勤務。2004年ベルギー移住。現地の醸造所で技術者として働き、2006年5月欧和を誕生させる。2007年独立し、自社醸造所をブリュッセル市内に設立。
嗜好 サッカー。ベルギーで日本人チームに所属し、毎週日曜日の午前練習しています。バイオリン、ピアノ。

ビール職人になろうと思ったきっかけは?

日本に住んでいた頃、仲間が集まる飲み屋さんを作りたいという夢を持っており、会社直営のビールレストランの現場に立ちました。しかし、本当にお客様に満足してもらうには、自分自身が納得するビールを造り売らなければならないと感じるようになったのです。つまり「ビールを造りたい」という夢よりも「ビールを造らなければ」という使命感を持ってビール職人の道を選びました。

欧州と日本のビール市場についてどのような違いがありますか?

一言でいえば、日本人に比べヨーロッパの人たちは、個を大事にする文化があるということ。例えば、日本人は、多くの人から評価されているものに安心感を抱く傾向があり、ビールに対しても大手ビールが好まれることが多い。しかし、フランスではワイン文化が深く根付いているにもかかわらず、他国のビールを受け入れています。今後も、フランスはブランド名などに惑わされることなく良いビールの消費国とあって欲しいと思います。

数ある欧州のビールの中からベルギービールを作ろうと思った理由を教えてください。

ヨーロッパ各地を回り、実際に技術者としても働いた経験から、自分のビールの販売拠点としてベルギーは、最も適した環境と考えたからです。ベルギーは、四国ほどの面積で人口も1000万人程度と小さな国ですが、100以上の醸造所があります。フルーツを漬け込んだり、木樽で何年も寝かしたりと、ほかの国では考えられないさまざまなビールが約800種類もあります。社会的にも、いろいろな国の文化が交わるこの国は、日本人が日本料理のために造ったビールを受け入れてくれると可能性があると信じて、ベルギービール造りを始めました。

“欧和”は、日本人がレシピから造り上げた初めてのベルギービールです。開発途中での苦労は?

味に関しては既に構想があったので、それを形にすることは障害ではありませんでした。一番の問題は、安定した生産の確保です。当初は、勤務先の醸造所で造らせてもらっていたのですが、時期によっては自社ブランドの生産優先で“欧和”を生産出来なくなったこともありました。そんな事から、自社醸造所設立に踏み切ったのです。現在は、安定して生産することが出来るようになりました。

今後の予定を教えてください。

日本人だけでなく外国人にも評価をいただいているので、将来は醸造所を移転し、敷地内に欧和ビールと日本料理の飲・食文化の情報発信拠点を作りたいと思います。

Japon au point de croix
©Leo Imai
邦人初のベルギービール
“欧和”


チェコ産最高級アロマホップの豊潤な香りと焙煎麦芽からくるほのかなコクがありながら、残留糖度をおさえてすっきりとした飲み口に仕上り。アルコール度数5%。

焼き鳥やうなぎのかば焼きと甘辛い醤油のタレとの相性が良く、寿司ではまぐろの赤身やばってらとの相性が良い。現在ベルギー他、スペイン、ドイツ、日本へも輸出。そして5月からはパリ京子食品で発売開始。


  
 

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