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lun 21 mai 2012

大下政司さん パリから
日本の企業を支援

大下政司さん
Masashi Oshita

Directeur général de l'Organisation
Japonaise du Commerce Extérieur

生年月日 1956年5月8日
肩書き 日本貿易振興機構(JETRO)パリセンター所長
経歴 山口県出身。東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現、経済産業省)入省。在ミャンマー日本大使館、岐阜県庁などを経て、2009年JETROパリセンター所長として赴任。
嗜好バスに乗ること: 目的地にいかに向かうか、人間観察に関心があります。料理: マルシェで買い物し、 酒のさかなを手早くこしらえるのが好きです。芸術鑑賞: ルーブル美術館とオルセー美術館の友の会カードを持っています。

JETROパリセンターの役割と具体的な活動を 教えて下さい。

日本貿易投資促進のために、日本企業、特に中小企業の海外進出援助、またフランス企業の対日投資を支援しています。

現在、服飾、音楽、映画、食品などさまざまな分野において日本企業がフランスで活躍する余地があります。例えば、石川県の織物製造企業が開発した世界最軽量繊維の舞台衣装がパリ・オペラ座で採用されました。以来、この50人程の企業の業績はうなぎ登り。今年は採用人員を増やしたそうです。輸出促進を通じ日本国内の雇用が促進され、経済が活性化されるように努めています。

また、原子力や自動車、高速鉄道など、フランスと日本が競合する産業においてもさらに連携を図っていけたら、フランス企業からの対日投資も増加すると確信しています。

パリセンターはフランスだけでなく北アフリカのマグレブ諸国やポルトガルもカバーしています。最近ヨーロッパの日本企業と投資市場調査のためにモロッコを訪れました。同国では港湾開発を契機に外国からの投資誘致など経済の活性化に力を入れています。日本企業にとってもヨーロッパに近く、東欧などに比べて人件費の安いモロッコは、新たな製造物流拠点として関心が高まってきている地域です。

フランスにはどのような印象を持っていますか?

フランスは長いバカンス、週35時間労働など労働者が働きやすい反面、雇用主としては厳しい面もありますが、日本としては少子化を克服したフランスに学ぶところは多いと感じます。

空港からバスでパリへ向かう途中、渋滞に巻き込まれたことがありました。女性運転手は自分の勤務時間が終わったようで、疲れている乗客に構わず、いったん高速道路を降りて運転を交代しました。労働とプライベートの時間をきっちり分ける、これがフランスの高い出生率の秘訣の1つでしょう。

今後の展望を教えてください。

人々の集まるパリの地の利を生かす販売戦略を練り、ここをステップにして世界で活躍していく日本企業が増えればと願っています。このために、フランス人が何を求めているかを分析する必要がありますが、日本に対して何が求められているのか、今はまだ答えが出ていません。また日本食や漫画ブームなどをいかに定着させ、それを日本企業がいかにビジネスに発展させるか、可能性を模索しています。

もう1つ。在仏日本企業内で日本人が労働できる環境を整えるためにビザ発給の制度の改善を、フランス対仏投資庁とともに働き掛けています。

「SIAL2010」

食品・飲料、ホテル・レストランサービス関連事業者を対象とした世界最大の食品見本市。農林水産省の委託を受け、JETROはSIALにて日本パビリオンを運営する。

日時2010年10月17日(日)~ 21日(木)
9:00-18:00(21日 9:00-17:00)
入場料1日券75€、5日券100€
場所パリノール・ヴィルパント見本市会場
住所Parc des Expositions de Paris-Nord Villepinte
93420 Villepinte
Parc des Expositions RER B線
日本パビリオンHall 2、stand P-090
出展米、海苔、みそ、しょうゆ、酢、わさび、
ゆず調味料、酒、菓子など
※フレンチと日本食のシェフによる
料理デモを毎日実施予定
WEBwww.sial.fr
www.jetro.go.jp
 

*本文および情報欄の情報は、掲載当時の情報です。

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