パリで磨かれる自身を
ジャズで表現
村山 浩さん
Hiroshi Murayama
Pianiste de Jazz, Compositeur
| 生年月日 | 1970年10月23日 |
| 肩書き | ジャズピアニスト、作曲家 |
| 経歴 | 1995年よりジャズピアニストとして東京、横浜を中心に活躍、多くの主要ミュージシャンと共演する。演奏活動と同時にルーツ音楽院、洗足学園音楽大学でジャズピアノを教える。2005年、パリに拠点を移し音楽活動を行う。2009年、「Ballad of Lyrics」で日本およびフランスでCDデビュー。 |
| 嗜好 | 趣味が仕事と共通しています。アーティストの研究も、仕事において大切ですが、ほとんど趣味の領域でもあります。 |
パリを拠点にジャズの演奏活動をする理由は?
日本で活動をしていた頃から海外の、異なる環境に身を置きたいという気持ちがありました。その時、ジャズをやる環境としてまず考えるのはニューヨークでしょう。けれど、なぜニューヨークなのか? という問いに僕自身、明確な答えを持っていませんでした。確かにニューヨークは世界のジャズの中心で高いレベルのミュージシャンがたくさんいます。僕は、ジャズは演奏者のパーソナリティーを表現する音楽だと思っています。一概に比較はできませんが、日々の生活の中で自分を熟成させる作業のために、ジャズの最先端のニューヨークより、伝統とコンテンポラリーの混在する欧州の首都パリを選択し、今はとても満足しています。
パリに拠点を移されて、変化はありましたか?
パリでは自分の音楽をやりやすく感じます。パリに来て5年たった今、僕のCDがフランス以外のヨーロッパの国でも販売されるなど、活動の場が広がりつつあります。時間が掛かることもありますが、そんな中で可能性を感じながらやっています。また、ここにはさまざまな国籍や宗教、バックグラウンドを持つ人たちがいます。彼らの中にいると、自分のアイデンティティを意識せざるを得なくなります。僕自身、自分の音楽の中にいかに日本人らしさを取り込んでいくか、以前よりも考えるようになりました。ジャズの歴史を知り、いろんなスタイルを消化しながら自分自身を成熟させ音楽と同一化させることを、ここパリでやっていければと思います。
村山さんにとってジャズピアノの魅力は?
ジャズそのものの魅力で言うと、僕にとってはチャーリー・パーカーがとても大きな存在です。彼の音楽を聴くたびに必ず何らかの発見があります。これまでも随分と研究してきましたけれど、尽きることはないでしょう。フレーズ単位の議論だけでなく、ソロの構成などのさまざまなコンセプトに関する点も含め、パーカーのように演奏できればと思っています。
ピアノに関しては、楽器とのフィジカルなコンタクトの面で、1つ1つのフレーズ、音色、サウンド、リズム、さらに感情を、瞬間ごとにどれだけ自分の思うようにできるかということを追求していきたいです。
さらに共演者とのコミュニケーションも含め、ジャズという即興音楽の可能性は奥深く、今や僕の人生そのものと言えるでしょう。
Hiroshi Murayama Trio au Festival Jazz Colors
日時:11月24日(水) 20:00
料金:10€
Institut Néer landais Centre culturel des Pays-Bas
121, rue de Lille 75007 Paris
M:Assemblée Nationale⑫、
TEL:01 53 59 12 40
www.jazzycolors.net
www.institutneerlandais.com
Hiroshi Murayama et Daiki Yasukagawa en Duo
日時:11月26日(金) 21:30
Chez Papa
3, rue StBenoit 75006 Paris
M:St-Germain des Près④、
TEL:01 42 86 99 63
Xavier Rechardeau(sax) avec Hiroshi Murayama Trio
日時:11月27日(土) 20:00 / 22:00
料金:28€
Duc des Lombards
42, rue des Lombards 75001 Paris
M:Châtelet①④⑦⑪⑭
TEL:01 42 33 22 88
www.ducdeslombards.com








