伝えたいメッセージを
ハープの音色に乗せて
セシル・コルベルさん
Cecile Corbel
Chanteuse et harpiste
| 生年月日 | ご想像にお任せします。 |
| 肩書き | 歌手、ハープ奏者 |
| 経歴 | ブルターニュ地方出身。思春期にケルト民族ハープに出会い、音楽学校でハープを習得後、ケルト・ポップ・フォークのバンドを結成し、世界各地で演奏を行う。2009年スタジオジブリの映画「借りぐらしのアリエッティ」で外国人アーティストとしては初めて音楽を担当した。 |
| 嗜好 | 読書や庭仕事、料理をします。のみの市に出掛けたり、アンティークの調度品などを修復したりすることも好きです。 |
ハープと歌を組み合わせるようになった理由は?
ケルト民族ハープと出会ったのは、ケルト民族の風習が残る私の生まれ故郷ブルターニュ地方です。とても女性的で官能的なこの楽器に一目ぼれして以来、もう手放すことができません。ケルト民族ハープは歌の伴奏に理想的な楽器で、中世時代は宮廷の吟遊詩人や音楽家たちは昔話や神話の弾き語りにハープを用いていました。私は自分を21世紀の「吟遊詩人」だと思っています。
歌の中で伝えたいメッセージはありますか?
願うのは、歌詞や歌を聴いている間、皆さんが日常の世界を忘れて曲と共に「旅」ができること。伝えたいものは政治的なメッセージよりも感情的なものです。
映画「借りぐらしのアリエッティ」の音楽と主題歌を担当されたきっかけは?
私の3枚目のアルバム「SongBook vol.2」が発売された直後の2009年、何年も前から作曲への着想と幸せを与えてくれたスタジオジブリの映画に感謝を込めて私のアルバムを送ったのです。封筒に自分の住所すら記さず。幸いにもこのCDは、スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫氏の手元に奇跡的に届き、インターネットで私のアドレスを突き止めることに。映画「借りぐらしのアリエッティ」の曲を作って欲しいのだと知った時には、びっくり仰天しました。
日本語のレコーディングはいかがでしたか?
私はさまざまな言語で歌うことが好きです。居ながらにして「旅」ができるから。でも、日本語で歌う日が来るなんて考えてもみませんでした。
「Arrietty's Song」の日本語歌詞の入ったデモテープを、日本語の「音楽」を理解するように何度も聴きました。とても楽しかったです。言葉の発音についても丁寧に指導してもらいました。日本語の音節はメロディーの中に調和良く流れ、音楽にぴったりの言語だと思います。
フランスで本作が公開された感想を教えてください。
とてもうれしく、誇りに思います。少し心配なのは、フランスのジブリファンが私の作った曲を気に入ってくれるかどうか。また「Arrietty's Song」のフランス語版を録音したことは、私にとって重要なことでした。映画を多くの人に見てもらうためにできる限りのことをするつもりです。
今後の予定は?
この春、新作CDアルバムを発売し、フランスやヨーロッパ各地でコンサートを開催します。また再び日本でも演奏をする機会があるよう願っています。

Le petit monde des chapardeurs
セシル・コルベルが手掛けた、映画「借りぐらしのアリエッティ」サウンド・トラックCD。フランス国内盤では、フランス語バージョンを含む全23曲を収録。 21.99€
www.wasabi-records.fr
映画「Arrietty le petit monde des chapardeurs」 は1月12日よりフランス全国にて公開中。
www.cecile-corbel.com








