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續 恵美子(Tsuzuki Emiko)
ファイナンシャルプランナー
海外居住に伴うお金の悩みを解決するための相談役
2005年よりフランス・イエール市在住

46. 2012年から飲食費が上がる?!

2 février 2011 No 945

今年は飲食に関する出費が増えそうだ。1月1日からのTVA(付加価値税)の一部品目に対する改定はご存じの人も多いだろう。これまで、キャビアなど一部高級品目を除いて、食材、飲食に関するTVA は低減税率として5.5%だった。しかし、そのうち7%にアップされたものがある。飲食業、食品製造、及び販売の事業者たちの間でも、新税率の適用に当たって物議を醸したようだが、具体的にはテークアウトを含め、既に調理されている食品。調理されているといっても、実はそれを「すぐに食する」場合に7%が適用されるようで、その食品が「どこで販売されているか」がカギを握っているようだ。

具体例を挙げると、ファーストフード店のテークアウト、パン屋のサンドイッチやキッシュがある。頼めば温めてくれるし、「すぐに食する」場合に該当するようだ。ドレッシングやプラスチックのフォークも付けてくれるサラダも同様。映画館でフライドポテト、ホットドッグやポップコーンなどを買って食べる場合も当てはまる。

ところが同じサンドイッチ類やポップコーンでも、スーパーの陳列棚などに置かれているものはこれまでの5.5%というから不思議だ。また、レンジでチンするだけの冷凍食品(キッシュやピザなど)もすぐに食するとは限らないから5.5%のままである。すぐに消費されるかどうかという点では飲み物も同様。缶や瓶に入って保存できる状態にあるものは元の税率が適用される。ところが、飲み物に関しては、今年初めから新たにTaxe sur les boissons sucrées という税が設けられている。炭酸飲料や糖入りのジュース、乳飲料などに別途課税されるというもの。缶や瓶に入っていようが関係ない。

今後、課税が販売価格に反映され、飲食費がアップしそうだ。これらの新たな税制を知り、賢い節約も心掛けたい。



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