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續 恵美子(Tsuzuki Emiko)
ファイナンシャルプランナー
海外居住に伴うお金の悩みを解決するための相談役
2005年よりフランス・イエール市在住

23. 銀行の手数料 Part2

4 Mars 2010 No 899

2009年1月にフランスの各銀行に年間の手数料明細発行が義務付けられ、今年で2年目を迎える。既に取引銀行から明細を受け取っている人も多いだろう。

CLCV* が仏国内銀行124営業所(ネットバンク含む)を対象に行った個人顧客に対する2010年2月以降のサービス手数料に関するアンケート結果が先日公表された。銀行の手数料体系には取扱いサービス毎に手数料が徴収される「ア・ラ・カルト」、毎月一定金額を支払うことでサービスが受けられる「パッケージ」の2種類があり、このアンケートではそれぞれの金額を比較掲載している。

このアンケートから分かったことは、多くの銀行が顧客に「パッケージ」を薦めている。サービス内容の範囲が広いのは嬉しいが、本当に得なのだろうか? アンケートでは顧客層を3つのカテゴリーに分け、それぞれ「ア・ラ・カルト」「パッケージ」の比較もしているので面白い。各カテゴリーの詳細はここでは省略するが、銀行窓口やコンセイエおよびオンライン取引などサービスの取扱い回数が①少ない、②中、③多い顧客としておこう。

どのカテゴリーにおいても銀行間で手数料に差はあるものの、①に該当する人対象の「パッケージ」アンケート平均額は110,65€、パッケージに含まれるサービスと同内容で「ア・ラ・カルト」にした場合69,36€となり「ア・ラ・カルト」の方が断然お得。②の顧客の場合「パッケージ」平均額235,75€、「ア・ラ・カルト」241,41€となり同じサービスを受けるのなら「パッケージ」が少々お得。一方③の人では定額の「パッケージ」が断然お得となっている。今回届いた手数料明細から自分の必要なサービスを確認し、少しでもお得な方を選択したい。

* Consommation, du Logement et du Cadre de Vie
www.clcv.org/Enquete-banque- janvier-2010.cp59.0.html


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