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グルメな方へのクリスマス・オードブル フォア・グラ

3 Decembre 2007

パーティーのオードブルで、きりりと冷やした甘口白ワイン、モンバジアックに欠かせないのが、同じくペリゴール地方(現ドルドーニュ県)特産の「フォア・グラ」。鴨またはガチョウの肝臓を、コニャックやアルマニャックなどのオー・ド・ヴィー(ブランデー)に漬けて、オーブンで調理。パテと同じ感覚で、カリカリのトーストに載せていただきます。

フォア・グラでよく耳にするのが、強制肥育。無理矢理エサを食べさせて、肝臓を太らせます。でもこれ、実は自然の原理に基づいた方法なのです。野生の鴨は、渡り鳥。移動時期の前は、お腹を一杯にして、肝臓に脂肪を貯めます。古代エジプト人が、これを慣習化し現在の食用フォア・グラが誕生しました。

フォアグラ

これでもかわいそうと思う方、百聞は一見にしかず!広い野原で放し飼いにされている、鴨たちを見に来てください。逃げないかと心配になるほど、のびのび暮らしています。牛の放牧、鶏の放し飼いとなんら変わりありません。強制肥育は「牛が乳を絞られるのと同じこと」というのが一般見解だそうです。

放し飼いの鴨

よく目にするのは、「フォア・グラ・ド・カナー」(foie gras de canard)という鴨の肝臓。ガチョウの肝臓は、「フォワ・グラ・ドワ」(foie gras d’oie)と言います。「フォア・グラ・ド・カナー」が肌色または、ほんのりピンク色をしているのに比べ、「フォワ・グラ・ドワ」はちょっと灰色ががかっており、食感も固め。味も少々苦めです。興味のある方、グルメな方、是非食べ比べをしてみてください。どちらも、クリスマスの食卓に、華を添える一品となります。

フォア・グラとモンバジアックで、Joyeux Noel!!

ガチョウ

サルラの街並み

ガチョウ

「ガチョウ広場」があるのは、ドルドーニュ県南東に位置する、中世の大都市サルラ(Sarlat)。鴨やガチョウは、この地域のシンボル的存在です。
● サルラ Sarlat, Dordogne
木曜日午前中
● サルラ観光局
Office de tourisme de Sarlat
TEL:05.53.31.45.45 Rue Tourny - BP 114
3 rue Tourny 24203 Sarlat Cedex
http://www.ot-sarlat-perigord.fr/
● アクセス
パリ・モンパルナス駅~ボルドー・サンジャン駅またはリボルン駅(TGV3時間)、ボルドー・サンジャン駅またはリボルン駅~サルラ駅(終点3時間)下車


プロフィール
守安さん 守安 友理(もりやす ゆり)
1999年スクールインターンとして渡英。太陽の光と海の幸を求め2004年フランス移住。和紙・折紙・水引の手作りカードで、日本を紹介中。
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